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ご存知のように、「もっとも美しいとされる比率」は「黄金比(黄金分割)」と言われる。
この黄金比が発見されたのは、古代ギリシャの時代で、
『人間にとって最も安定し、美しい比率』
であることから、パルテンノン神殿やピラミッドといった建築物やレオナルド・ダ・ヴィンチの絵画など美術作品にも応用されているという。
黄金比は、具体的には、「縦横2辺の長さの比」を指し、黄金比になっている長方形は、どんな長方形よりも美しく見えるそうです。
その比率は、
◇1:1.61803...
または
◇1:0.61803...
のふたつ。
いちばん身近な例は「名刺のサイズ」だそうですが、手元の物差しで計測すると、確かにそんな感じの比率だった。
「黄金比」について、調べていたら、7月6日付のプレジデント(電子版)で、テレビでお馴染みの「流通コンサルタント」の金子哲雄氏が、『AKB48は「3:2の法則」で稼ぐ』というタイトルのコラムを寄稿していた。
「AKB48」という旬なタイトルに惹かれて、コラムを読んでしまったが、「なるほどね」と思ったのは、「ネギリスト(値切りスト)」である金子氏の専門である「スーパーの広告」。
金子氏が事例で挙げていたのは、「集客商品と収益商品の比率」で、スーパーのチラシを分析すると、おおよそ「3:2」で構成されているという。
集客商品とは、いわゆる特売品で、収益商品は値引きしていない商品で、「お肉」を「目玉の特売品」とするならば、その脇に焼き肉の必須アイテムである「焼肉のタレ」陳列し、「売上と利益の最適化」を図っているのだ。
「甘いものを暴飲暴食」をしても太らなかった学生時代に、喫茶店チェーンの「コージーコーナー」に後輩たちを連れて行き、「1500円コース」と名付けた「おごり方」をしていた時期があった。
要は、「おごる側の先輩である私が学生でビンボー」なので、「ひとりあたりの予算を1500円」と後輩たちに指定して、ケーキを食べに行くのが、当時の楽しみのひとつだったのだ。
たぶん、お店側には迷惑だったはずで、総勢10人ぐらいで、20歳前後の男子が、「ケーキのみ、ひとり平均3~4個のケーキを一斉に注文する」のだ。
しかも、ポイントは「飲み物オーダーはなしでお冷オンリー」だ。
たぶん、お店的には「飲み物とケーキ」の組み合わせでの注文を「標準注文」と考えて、店舗(喫茶部門)の利益率を計画した運営をしていたのだろう。
何回か後輩たちと「1500円コース」を続けていたら、あるときから「ケーキを注文する場合は飲み物もご注文ください」と言われるようになってしまったぐらいだ。
その他に、コラムで金子氏が紹介していた例えば、牛丼チェーンの「吉野家」さん。
牛丼(並)は、380円であるが、その内訳は、
◇経費 238円
◇ご飯 46円
◇お肉 74円
◇調味料 12円
◇玉ねぎ 5円
となり、「利益は5円」だけだそうです。
しかし、吉野家さんは儲かっている。
その秘密は「たまご50円」で、原価は10円以下だから、約40円の粗利益が出ているのだと言う。
そう言われてみれば、私は、たぶん、年間で吉野家さんを10回程度は利用しているが、必ず「たまご」は注文している。
きっと、「不況で売上が落ちている」といいながらも、「儲かっている同業者」はいるわけで、このように、安売りでお客さんの気を引きつつも、うまく「商品アイテムの黄金比」を利用して「利益」をあげているのだろう。
居酒屋さんも、「ビール(おそらく発砲酒)10円」という看板をよく見かけるが、「ビール10円」は集客商品で、サラダやヤキトリ、〆のご飯やデザートで、利益はちゃんとだしているもんなぁ。
ただ、私たちが、「お店の集客商品だけ」をかぎ分けて購買していると、お店にとっては「商売あがったり」だ。
「お店といい関係を構築したい」時は、適度に、「利益商品」も「お約束」として購入しなければいけないのかもしれない。
女の子のいる飲み屋さんでいえば「人気嬢は集客商品」。
しかし、最近のお客さんの傾向は、「集客商品であってもお店で必要以上」にお金を使わない。
そうなると、広告代や人件費を考えると、「人気嬢だけ」だけではお店は成り立たない。
お店的には「収益商品であるヘルプに、お客さんに不快感を与えないような接客をしてドリンクを飲ませたい」ということなのだろう。
感覚的には、飲み屋さんの「集客商品と収益商品」の比率(在籍比率)が「1:2」なら「両者(客と店)がそこそこ満足」するが、1:3あるいは1:4になると、お客さんはお店から離れていくだろう。
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