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人が何かを想像する時に、ヒントとなる情報が「ゼロ」であれば、そもそも「想像すること」すらできないだろう。
けれども、わずかな情報があれば、そこからいろいろと想像し創造することができる。
しかし、情報があり過ぎると、オリジナルを生み出す力が欠如し、人真似ばかりになるという意見があるが、それは、経験上よくわかる。
オリジナルを生み出す力がなくても、人真似すれば、何の仕事でも、そこそこにまとまって仕事として成立してしまうから、「これでOK」とそこから先に成長しない。
また、ある段階に成長し成功すると、その成功法則だけに頼ってしまう。
ドラッカー流にいえば、「絶えまないイノベーション」をすべきなのだが、サボってしまうと、そのうち、通用しなくなる。
しかし、組織に務めていると、過去の成功者は、役職上位者となっており、すでに社会では通用しない概念になっているのに「俺が若い頃はこうだった」「今の若い者はこういう努力をしない」と『昔の成功体験』を振りかざしてしまうことになる。
そういう組織は旧態依然の進歩のない組織と化し、そのうち没落していくのである。
北海道で起業してから道内企業のコンサルティングに関わる機会が増えた。
仕事で関わった北海道の企業の特徴は、そこそこの大きな規模の会社に勤務する人でも「マネジメント」「業務の標準化」について無頓着、あるいは、必要性、有用性を理解していないケースが多い。
また、セミナーや勉強会を実施してもメモを取ることもしないし、自らが得た知見を組織で共有化することもありません。
挙句の果ては、人数的には1000人を超える企業であっても、「人事異動をさせると業務が停滞する」などといい、総合職でも殆ど異動がありません。
また、女性を幹部に登用する社内環境も教育、人事システムもありません。
「業務の標準化=没個性」と勘違いしているので、組織体質が、属人化しており、継続的な組織として成長する体制がないのが現状だ。
最近の道内企業のニュースでは、JR北海道の度重なる事故やトラブル、北海道エアシステムの急降下トラブルなどが相次いでいる。
マネジメントシステムの有用性を本質的に理解しなければ、これからも、組織の管理上の不備的問題はいろいろと起きるだろうと思う。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ233号より)
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