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2011年6月8日に焼き肉チェーン店「焼肉酒屋えびす」の勘坂康弘社長が金沢市内に社員約60人が集められ、全員に解雇が告げられ、会社を清算する方向になったという。
マスメディアの報道では、役員以外の全社員約90人が解雇されたと言うから、大多数の社員が金沢市内に集まったのだろう。
これまでの報道から、勘坂社長は、営業停止処分を受けた店以外は、営業を再開するとみられていた。
しかし、
◇取引銀行による手持ち資金(約5億円)の凍結
◇店舗再開について店舗のある自治体の理解が得られなかった
◇100人以上になる患者への治療費や社員への給料の支払いに普通預金が充てられた
という状況で、資金繰りが行き詰ったようなのだ。
それにしても、1997年に富山県高岡市内に「焼肉酒家えびす」を開店し、約20店舗にまで急成長した「実業家としての成功者」が没落するのはあっけないものだ。
勘坂社長とは、生まれ年が一緒なので、食中毒事件は起こしてしまったが、「10数年で20店舗にまで急成長させた手腕」は、自分と照らし合わせて、スゴイなと思う。
今回の「集団食中毒事件」により、全国の自治体で「生肉を提供している施設」のチェックしている報道がされているが、多くの自治体で、衛生管理上、「適合」とされる店舗は2~3割しかないらしい。
そんな現状でも、これだけの被害と騒ぎにならなかったのは、
◇小さいお店では問題があっても表面化しづらい
◇店の衛生管理は不備があっても、仕入れ段階では最新の注意を払っている
といった理由だろう。
しかし、「えびす」の場合は、
◇チェーン店で利用者が多い
◇仕入先に低価格要求をして管理がずさんだった
◇店内の衛生管理も甘かった
と「利用者数」「仕入れ段階の衛生管理」「店舗内の衛生管理」の3要素でリスクを算出すると、リスク値は、各要素の数値設定の仕方によっては、10倍にも、100倍にもなってしまうから「いつ食中毒事件が発生してもあたりまえ」の状態だったといえるだろう。
・・・話しは逸れるが、「肉」の記事を書いていたら、急に「レバ刺し」が食べたくなった。
生肉を食べる時は、管理コストを掛けている「そこそこのお店」で食べなければ、「生牡蠣」を食べるのと一緒で、食べる回数が増えれば、いつかは「当たる」ものなんだろうな、と思う。
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