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『あの人に会いたい』という2004年
4月11日
からNHK
で10分間放送されている教養番組がある。
この番組を「観よう」と思って観ることが少ないのであるが、たまたまNHKにチャンネルを合わせてテレビを付けている時に、観ることが多い。
この番組が面白いのは、番組のタイトルが『NHK映像ファイル あの人に会いたい「(出演者名)」』となっている通り、20世紀に活躍した角界の有識者の功績を振り返り、当時の活動風景をNHKにある映像ファイルから編集していることにある。
編集されている映像には、昭和期に収録したと思われるものもあり、当時の文化や価値観をインタビュー中の会話や映像からうかがい知ることができ、また、すでにNHKを退職された名アナウンサーが聞き手を務めているので懐かしく感じたりする。
北海道地区では6月11日早朝の放送で「日本の美容家として草分けの『メイ牛山』氏」が取り上げられていた。
メイ牛山氏は、18歳で山口県防府市から上京し、売れっ子美容師となり、その後渡米。
そして、ハリウッドの著名メイクアップアーティストから最新のメイク術などを学び、日本にその技術を持ち込み、紹介し、2007年12月に96歳で亡くなるまで、精力的に日本の美容界をけん引されてきた偉人である。
現在は、その意志を「ハリウッドビューティ専門学校」や「ハリウッドビューティーサロン」などの学校や企業が継いでいる。
番組の中で印象深かったメイ牛山氏の言葉は、
◇私には(美容の)先生はいなかった
◇今は雑誌やテレビで美容情報があふれている
◇今の人はメイクも真似ばかりで想像力や創造力が足りない
などである。
情報量が多いことは、オリジナルを作りだすデータベースも多いことであり、新たな創造や発想を生み出す源にもなる。
しかし、「そのまま人真似」することでも、そこそこ「成功し、使えてしまう」ので、メイ牛山さんが言われるように、オリジナリティに欠けた人もあふれることにもなる。
情報のなかった時代に、想像力を駆使して、創造し、新たな技術を取り入れると、また新たな発想を生み出す・・・とサイクルを繰り返すことで活躍した偉人の経験談として深いな、と思う。
話しは全く逸れるが、私が過ごした学校の学年で1つ下に「メイ牛山さんの孫」である牛山大氏(ハリウッドビューテーサロングループ代表取締役社長)がいた。
とっても、メイ牛山氏に容姿が似ていたのが懐かしい。
きっと、メイ牛山氏の意志を継いで美容界で活躍されているのだろうな、と思う。
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