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2011年5月30日に、国土交通省は、5月27日に発生したJR北海道の石勝線のトンネルで、釧路発札幌行きの特急列車スーパーおおぞらの推進軸が脱落し断線・炎上した事故を受けて、JR
旅客6社、JR貨物、民間の鉄道会社など計63事業者が所有するディーゼル車計3344両(2010年3月末現在)を緊急点検するよう、地方運輸局を通じて指導したという。
緊急点検することによって、車両の不具合の有無や老朽化の状況調査の結果が判明することになるが、この報告期限は6月30日だそうであるが、注目されるところである。
それにしても、5月27日の事故が明るみになったことから、5月25日にJR四国の高徳線を走るディーゼル車が高松市内を走行中に車両の下部に設置されている回転軸が脱落する事故が発生していたことも明らかになった。
この事故でが、けが人が幸い発生しなかったが、5月30日付の産経新聞の情報では、5月27日に発生したJR北海道の事故と同様の現象らしい。
また、産経新聞(5月30日付)によれば、5月27日に発生した「推進軸の脱落事故」とまったく同じトラブルが平成6年5月9日に、室蘭線を走るスーパー北斗7号でも発生していたという。
この時は、「異音がする」という乗客の申告で、7両編成の最後尾車両の推進軸の脱落が見つかり、乗客を振り替え輸送して事なきを得たそうだ。
JR北海道の2件の事故とJR四国の事故に共通するのは「軽油を燃料とするディーゼル車両」であることだ。
JR北海道もJR四国も、まだ電化されていない路線は数多くある。
そして、JR北海道の2件の事故に共通するのは、カーブでも減速することなく走行できる「振り子式車両」である。
「振り子式車両」というキーワードになると、電化された路線を走る「電車特急」でも数多く採用されている。
しかし、国交省が「ディーゼル車」を保有する鉄道事業者に対して緊急点検を指導したことを考えると、国交省は「ディーゼル車両」という構造に問題の可能性があるとみているのだろう。
各メディアの報道では、「ディーゼル車の製造メーカー」は明らかにされていないが、JR北海道のディーゼル特急は、富士重工業製か日本車輛製が殆どであることから、事故を起こした車両は、おそらく、このどちらかのメーカー製だろう。
車両製造メーカーは、どのような見解でこの事故を捉えているのだろう。
もし、車両の使用条件下での構造に改善点があるのであれば、設計段階、量産段階での「設計検証や妥当性確認プロセス」が問題なかったか否か、両社に対してマネジメントシステムの第三者認証を付与している認証機関は、特別審査を実施して、チェックし、公表して欲しいものである。
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