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2011年も早いもので、すでに3分の1が過ぎた。

大学生と話している時に「11年が早く感じるんですが、何故なんでしょう?」と聞かれたので、「よく言われる話だけど」と前置きをして、以下のような話をした。

5歳の時の1年は、今までの人生の20%に相当する時間

10歳の時の1年は、今までの人生の10%に相当する時間

20歳の時の1年は、今までの人生の5%に相当する時間

だから、人は、歳を重ねるたびに、1年に対して感じる重みが小さくなるから、時が早くなったきがするんだよ、と。

私に質問した大学生は、「へぇ~、なるほど」と感心していたが、説明している私も、最近はつくづくそう実感する。


話は全く変わるが、2011年に入って、最大のニュースは「東北地方太平洋沖地震や福島第一原子力発電所」に関する話題であることは間違いない。

その他に、社会をにぎわせているニュースとしては、「食に関する話題」が多い気がする。

思いつくものだけでも、「バードカフェ製のおせち料理」「口蹄疫や鳥インフルエンザ」「ほうれん草や飲料水などの暫定規制値を超える放射線量」「生肉を原因とする食中毒」などがある。


そんなこともあったので、「フードビジネス」について関心が湧き、ちょっと調べてみた。

調べてみると、日本の全事業者の13%が飲食店と、飲食店の数がべらぼうに多いことがわかった。

そこで、食の専門家のお話も聞いてみたくなり、先日、「繁盛店になるための飲食店セミナー」に参加してみました。


講師の先生は、著作やテレビ出演歴が多く、全国で店舗を直接指導したり、講演会を実施しているので、とても魅力的な話し方をされ、ついつい聴き入ってしまった。

印象に残ったのは、

「繁盛するには、繁盛する要因があり、繁盛しないのには、繁盛しない原因がある」

という至極当たり前の言葉だ。


先生曰く、個人店では、

◇飲食店が監視して、管理する指標は10数項目であるがそれを知らず、管理されていない

◇サービスは「個性と常識」だという経営者に限ってルールを定めていない

◇儲かる仕組み、誰でもできる仕組みが確立されていない

ケースが殆どなのだと言う。


セミナーを受講する以前は、「特色のあるメニューや店舗作り」とか「立地選び」「リピーターの作り方」などの話題が中心になるかと思っていたので、「誰でもできる仕組み作りが重要」という話しは、意外だった。

要は、私が常々クライアントに話している「業務の標準化と改善」や「属人化からの脱却」と一緒なのだ。


また、「以前は繁盛していた店が繁盛しなくなる」要素としては、

◇お店のコンセプト間違い

◇立地変革(競合店の進出、住宅街の変化、道路の変化など)

◇儲かる仕組みが無い(料理、サービス、店の雰囲気)

◇満足度が低い(期待値>提供物)

◇存在が知られていない

といった要素に問題が出ているのに、それに気づかない、あるいは、気づく(監視する)仕組みが無い。

したがって、繁盛しなくなった理由についても、明確に原因分析ができていないから、「なんらかの努力はしているが、無意味な努力に終わっている」のだと言う。


また、儲かっているお店も、儲かっている要因を必ずしも的確に掴んでいるお店ばかりではない。

また、想定されるクレームや食中毒などの事故に対する「発生させないためのマニュアル」「発生してしまった後の対応マニュアル」が十分に備わっていて、使えるようにメンテナンスされているわけではない、とおっしゃられていた。


食の専門家から、こういったお話を聞いて、再認識したことがある。

それは、飲食店の場合、一代限りのオーナー経営のお店が多いが「マネジメント」や「仕組み作り」といったものに対して「無頓着では経営が成り立たない」ということである。

「組織」の最小単位は「1人」である。

やはり、マネジメントの本質は、どんな人でも理解しておくべきものなのである。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ227号より)



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