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その1からの続き

それから、53日の試合でもうひとつ印象に残ったのは、斉藤佑樹投手と早稲田大学のチームメートで、ドラフト1位で今年広島に入団した福井優也投手である。

417日に初先発初勝利を挙げたばかりであるが、不幸なことに福井投手のお兄さんの龍一さんが、その3日後の420日に都内で交通事故死していたというのだ。

龍一さんも学生時代は、野球をされており、沖縄尚学で2003年の夏の甲子園に左翼手として出場していた。


福井投手の球歴を振り返れば、波乱万丈である。

2004年のセンバツ大会では、創部2年目の済美高校を甲子園初出場初優勝に導き、その時の夏の甲子園では、駒大苫小牧に敗れたが準優勝を果たした。

2005年の高校生ドラフトでは、巨人から4位指名が掛ったが、「高校生ドラフトで4位指名ということは、実質10位指名ぐらいであり、プロで通用するか不安になった」福井投手は入団を拒否。

トップアスリートとしては異例のケースで、1浪して、2007年に早稲田大学に入学したのだ。

実力はありながらも、ドラフトでは、同じ早稲田の斉藤投手、大石投手に注目が集まり、外れ1位だった。

そして、プロ初勝利の喜びもつかの間、実兄の訃報である。


セ・リーグの新人投手では、巨人の澤村投手に注目が集まっているが、福井投手の投球も安定している。

まだ序盤戦なのでなんともいえないが、シーズンが終わってみれば、福井投手が「今年一番活躍した新人投手」という結果になっているかもしれない。



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