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(その1からの続き)

現代社会は「情報が氾濫」している。

「情報に振り回され、混乱を防ぐ方法」として、国家機関が行う常套手段は「情報統制」や「情報操作」だ。

太平洋戦争当時だったら「日露戦争の時のようにカミカゼが吹いて日本は太平洋戦争に勝つ」と大衆を信じ込ませ、「都合のよい情報だけ大本営発表として報道」できた。

このような時代なら「国を誤った方向を含めて一方向に国民を向かわせること」ができるだろう。



しかし、現代の日本では、原則「言論、表現の自由」が保障されている。

したがって、仮に「大手マスコミ」が「政府が発表する都合のよい情報だけ」を垂れ流すような事態が発生したとしても、ブログやツイッターを通じて、多種多様な情報が入手できる。



ただ、逆にいえば、情報がたくさんある分だけ「情報リテラシー」、つまり、情報を正しく使いこなす力が、現代人には求められているのだ。

よく「何をすればいいのか誰かに決めてもらいたい」という人がいるが、『その決定された判断を100%信頼し、もし結果として間違っていても悔いることはない』と割り切れるのなら別であるが、そうでない限り「情報は自分で判断する」しかない。



自分の身の回りを見渡すと、今回の震災を通して、

◇スーパーから品物が消えても買いだめをしなかった

◇交通網がマヒしてもパニくらなかった

◇東京都の水道汚染が報道されても水の買いだめをしなかった

という「冷静な人」が何人もいる。



その人たちと直接話をしたり、メールで連絡をとったりして、気づいたのは、

◇常に冷静に情報を収集し、状況を判断している

◇日常的に“もしも”を想定し、腹をくくった生活をしている

ということだ。



「原発事故」に関しても、「冷静な人」たちは、

例えば、

「放射線量は、世界平均で年間2.4ミリシーベルトあって、ブラジルでは10ミリシーベルトあるけど、ガンや先天性異常の発生率は他地域と変わらないんでしょ」

とか

「冷戦時代にアメリカやソビエトが実施した核実験による日本上空の放射線量の方が、今回の事故で上空を浮遊している量より多かったんでしょ」

とか

「被災地でもないのに、何週間も物流がマヒするわけがない。仮にマヒしたって、人間はそんなに簡単に餓死したりしない」

などと言っていた。



「外国人観光客減少」は、おそらく1年以上続くだろう。

また、「原発反対のデモ」などの動きも、これから活発になるだろう。

しかし、私たちに求められているのは、「周りの雰囲気に流されない冷静な情報分析と判断力」である。

では、「流されない」ための基本はどうすればいいのだろう?

それは、「どうして?」「なぜ?」と何事についても自問自答しながら生活する思考習慣といえるだろう。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ224号より)



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