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2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震の影響により、岩手県大船渡市にキャンパスを置く「北里大学海洋生命学部」が2011年度から大船渡市を出ていくことを決めたという。
大地震による「経済的な早期復興」を望む地元にとっては、カウンターパンチを突然食らったようなものだろう。
報道では「2011年から4年間は相模キャンパスで授業を行う」としているが、5年目以降のことは、「不明」だという。
しかし、おそらく、北里大学が大船渡市にある「三陸キャンパス」に戻ることはないだろう。
一般的に、大学誘致は、地元自治体にとって、次のようなメリットがある。
◇教育機能の促進
(地域社会の高等教育機会の確保)
◇研究機能の推進
(大学との施策の共同研究、委託研究など)
◇地域サービス機能の充実
(市民の生涯学習、公開講座などの提供)
◇経済効果
(一般消費の拡大、アパートや下宿など不動産)
北里大学海洋生命学部の教育システムは、「1年次が相模原キャンパス」「2~4年次と大学院が三陸キャンパス」というシステムである。
現在、約570人の学生が三陸キャンパスに在籍していたと言う。
したがって、教職員を含めて、仮に「600人」の関係者が、「1ヶ月5万円」のアパートに住んでいたとして、年間で、3億6千万円となる。
また、同様に、この「600人」が、仮に「1ヶ月5万円の消費」を地元でしていたなら、併せて、約7億2千万円の経済効果が、大船渡市から失われるのだ。
また、大学への出入り業者(食堂、清掃、設備メンテナンス、教育・研究資材納入など)への波及や大学教職員からの税収入も考えれば、軽く15~20億円の損失になるのではないだろうか。
(その2につづく)
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