3月某日。
JR白馬駅に「降り立つ」のは、約22年ぶりです。
ちなみに、白馬では、長野五輪の際に「スキージャンプ」が行われた場所で、原田雅彦選手が、金メダルが掛ったラストジャンプで、名言「フナキ~」と叫んだ姿がもう13年も前のことなのに、鮮明に目に浮かびます。
あと、蛇足ですが、その長野五輪から、4大会連続で五輪に出場されているモーグルの上村愛子さんが育った場所でもあります。
3月下旬だから、仕方ないのですが、白馬駅は、大雨でした。
当時あった「白馬駅前食堂」(駅ナカ)も、もうありません。
あたりを見渡すと、池袋と白馬に店舗がある「side west cafe」が目に入りました。
お店に入ると群馬県出身(猿ヶ京温泉近く)の20歳前半のお姉さんがカウンターにいました。
2階が調理場で、店長さんが、「まかないご飯」を作って、お姉さん用に持ってきて来たところでした。
お聞きすると、オーナーが「ボード好き」で、白馬にお店を作って3シーズン目だそうです。
店長やお姉さんも、もちろん、ボード好きで、ボード仲間が集うお店になっているようでした。
20年前の「白馬」は、「スキー客や山登りのお客さんで、バスを待つ人、タクシーを待つ人が行列を作っていた」当時の様子を話すと、びっくりされていました。
こちらは、「おまかせサラダ」500円。
いろんな野菜が入っていて、しかも、大盛りでした。
ジューシーでした。
(レモンがついてきましたが、マヨネーズとお醤油をリクエストしちゃいました)
こちらは、一番人気の「王様ライス」850円。
やや辛めで、ロコモコ丼みたいな感じでした。
店長さんが「ぐちゃぐちゃっと混ぜて食べてください」といわれたので、ぐちゃぐちゃっと混ぜて食べました。
まいうー、です。
そういえば、昔は、20代で、大学や専門学校を卒業した後に、ペンションとかに「居候」して、「山籠り」してスキーやスノボをする人がたくさんいたよなぁ、とつぶやいていたら、お姉さんが「いまでもいますよ~」と。
でも、アルバイトしながら「山籠りしてスノボにのめり込んでいるお姉さん」の生活ぶりを、なかなか理解してくれる友達は少ない、と言っていました。
昔は、「勉強ばかりじゃなくて、いろいろ経験してきた人が社会で使える」と「モラトリアム」の期間を重視していた気がしますが、最近は、「学歴や職歴に空白期間」があると、不利なようなので、そういう「自由な時間を過ごす生活」をする若い人は少ないのかもしれません。