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3月11日の東北地方太平洋沖地震の発生以来、民放各局のテレビでACジャパン(旧公共広告機構)のCMが大量に流れている。
産経ニュースによれば、この「ACジャパン」の大量CMについて、ACジャパンに視聴者から抗議が殺到しているのだという。
これに対して、ACジャパンでは、公式ウェブサイトに「大変ご不快な思いをおかけしました」とする謝罪文を掲載している。
ただ、「ACジャパンCMの放送はテレビ局の独自判断」なのだという。
社団法人ACジャパンは、2008年までは、社団法人公共広告機構という名称で活動していた団体で、広告を取り扱う約1200社の会員企業から集めた資金で運営している。
ACジャパンのCMは、商品や企業を宣伝するものではなく、「資源の大切さ」や「人の温かみ」「がん検診の啓発」など公共のためになる社会啓発を促すもので「公共広告」と呼ばれている。
ACジャパン以外にも日本において公共広告は、「政府広報 」、「日本広告審査機構 (JARO)」 、「放送倫理・番組向上機構 (BPO)」 、「日本赤十字社 」などがある。
ACジャパンによると、地震発生によって、広告主の約70%がCMを自粛し、その空白を埋めるために、テレビ局がACジャパンのCMを大量に使用しているのだと言う。
しかし、公共広告のCMは無料放送であるのだから、テレビ各局は、ACジャパン以外の「政府広報」や「JARO」のCMも流せば、「♪エーシー」の大量放送には繋がらず、少しはバリエーションが出て、視聴者の不快感も和らいだと思う。
または、スポンサーがCMを自粛したのであれば、無理にCM枠を埋めるような措置をせず、震災当日のように、民放各局ともCMなしでNHKのように番組を放送すればいいのではないかと思う。
個人的には、ACジャパンCMの大量放送により、女優の「仁科亜季子、仁科仁美」親子の存在を強力に意識することとなった。
この数日間に限っては、CM女王の上戸彩さんを大幅に上回る密度で「出演」されているのではないだろうか。
しかし、正直、CMの最後に流れる「エーシー」という音声ロゴは、ちょっと聞き飽きた。
そう思っていたら、やはり視聴者から抗議が殺到していたようで、「音声ロゴ」は、テレビ各局に依頼して無音にする措置を取ったらしい。
地震以後「不謹慎」という概念が、娯楽やレジャー産業、お笑い番組といったものに対して特に付きまとい、人々の行動や発言を制限してきていた。
しかし、その「制限期間」は「約1週間」ということなのだろうか。
NHKも朝ドラ(てっぱん)や大河ドラマ(江)を19日、20日から復活させ、4月からの朝ドラ「おひさま」の放送開始を1週ずらすと言う。
そういえば、アニメ版「もしドラ」の放送もすっかり飛んでいる。
テレビの世界は、おそらく、「震災から1週間」をメドに元に戻るだろう。
つまり、スポンサーの自粛解除とともに、震災関連の報道比率もどんどん下がっていく。
しかし、被災地を中心とした復興はこれからが本番なのだ。
わたちたちは、それを忘れてはいけない。
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