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2011年3月2日付でマスコミ各紙が報じていたが、「3月1日に、プロ野球の実行委員会が、都内で開催され、グラウンド上で対戦相手と親睦的な態度を取ることを禁じている野球規則を順守し、談笑や私語を慎むよう、全選手に通達することを決めた」のだという。
この提案は、同じ日に開催されたセ・リーグの理事会で決定されて、プロ野球の実行委員会に提案されたことが原案だと言う。
具体的には、
◇試合前の練習中でも開門され、ファンが着席すれば相手選手との私語は禁じる
◇試合中は安打で出塁した走者へ一塁手が「ナイスヒット」と声を掛ける行為なども禁じる
と言うのだ。
これらの行為を禁じる根拠とするのが、「野球規則のユニホーム着用者の禁止事項(3.09項)“対戦相手との親ぼく的態度”」なのだという。
確かに、大相撲では、八百長問題に揺れており、相手選手との私語は、「真剣勝負のスポーツにおいて、仲良しクラブで、ズブズブの関係」に映る。
そう映ると、ファンからすれば、「野球も大相撲のように、実は、慣れ合いなところがあり、ひいては、八百長に近い行為は日常的にあるんじゃないの?」と勘繰られて当然だ。
現に、ファンからは、「試合中の相手選手との談笑」を疑問視する声も上がっているのだと言う。
ただ、こうした「競技者やアスリートとしての品格」は、本来、大相撲は他のスポーツの中でも強かったはずだ。
例えば、大相撲の関取は、取組に勝っても、ガッツポーズは相手に対する礼儀からしないし、取組前の仕切り中は、無表情、あるいは闘志をむき出しにして相手を睨みつけるなどして静かに威嚇する。
この「静かに威嚇する」が大事で、声を荒げたり、大げさなポーズを取るようでは、興業団体であるプロレスになって、見ているものには楽しいが、「競技者としての品格や見識」が疑われてしまう。
そう考えると、最近の野球は、ファンや傍目からは、「親睦団体の集団」に映るかもしれない。
「アッパレ・喝」でお馴染みのプロ野球解説者の張本勲氏が、以前、「相手選手と仲良くしたら、投手なら胸元を攻める、走者ならスライディングをする、というような、きわどいプレーがしづらくなる。昔の相手選手と選手は談笑などしなかった」とテレビで話していたのを聞いたことがあるが、確かに、最近では、マスコミも取り上げるせいか、そう言う「相手選手と仲のいい風景」シーンが目につく。
もちろん、ファンからすれば、高校時代に争った「楽天の田中マー君とファイターズの佑ちゃんが談笑するシーン」を見れば、微笑ましく映る。
しかし、それはユニフォームを脱いだ場所で本来取るべき行為なのだろう。
それにしても、プロ野球界は、過去の八百長事件騒動となった「黒い霧事件」や
「日本相撲協会の八百長騒動」を教訓とした再発防止や未然防止が機能している
組織と言えるのかもしれない。
やはり、相撲協会は、「管理機構」、「諮問機関」、「競技審判機構」、
「相撲部屋内(親方や関取や取的)」を明確に峻別しなければ、自助改善して行く
組織にはならないだろう。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ218号より)
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