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「有名タレント」に関するブログを書くと、かならず、そのタレントのファンからお叱りの言葉を頂戴するので、ブログの題材を選ぶ時に、ちょっと慎重になる。
以前、大晦日恒例の紅白歌合戦に「東方神起」が出場した時に「口パクっぽかった」と(何の悪気も恨みもやっかみもなく)単にテレビを視聴した際の感想を述べたら、たくさんの方から批判コメントを受けた。
また、ある時は、ある有名な漫画がテレビドラマ化された時に、「漫画で設定され、テレビドラマでも漫画通りの設定年齢でストーリーが組み立てられていたドラマの設定とキャストの実年齢が違いすぎる」という記事( 2007年7月3日付のブログ『「山田太郎ものがたり」で考える配役のリアリティ』) でも、痛烈にお叱りをいただいた。
したがって、今回も「批判されるのが怖いなぁ」と思うが、「歴史的事実なので大丈夫かな?」と思い書く。
それは、2011年1月から始まったNHKの大河ドラマ「江~姫たちの戦国」である。
この大河は、宮崎あおいさん主演で好評を呈した2008年の大河ドラマ「篤姫」の脚本を書いた田渕久美子さんが再登板するということで、めちゃくちゃ期待している。
実際、話の展開もよく、芸達者な俳優さん達がてんこ盛りで、飽きない。
つまり、「来週もまた見たいな」となる。
しかし・・・だ。
これこそ、2007年7月に書いたブログの「山田太郎ものがたり」ではないが、「歴史上の人物の当時の年齢と配役の年齢が違いすぎる」のだ。
具体的には、(本能寺の変があった当時の年齢)
◇江:9歳⇒上野樹里さん:24歳
◇織田信長:47歳⇒豊川悦司さん:48歳
◇お市:35歳⇒鈴木保奈美さん:44歳
◇明智光秀:約54歳⇒市村正親さん:62歳
◇羽柴秀吉:45歳⇒岸谷五朗さん:46歳
◇おね:35歳⇒大竹しのぶさん:53歳
◇徳川家康:39歳⇒北大路欣也さん67歳
というのが実態である。
したがって、個人的には、「江」(上野樹里さん)「おね」(大竹しのぶさん)「徳川家康」(北大路欣也さん)のキャスト選定は、「歴史を間違って伝える恐れ」があると思う。
誤解のないように言えば、TBSドラマ「冗談じゃない!」の大竹しのぶさんと上野樹里さんの共演は、とてもよかったし、大俳優の北大路欣也さんの家康も当時の年齢や他の配役との関係を無視すれば、貫禄があっていい。
また、「おね」は実年齢的には、「秀吉」より年下だけど、「秀吉を陰で支えた妻」だから、秀吉を演じる岸谷さんより実年齢の大竹さんが演じてもよい。
しかし、「実在の人物を題材にしたドラマ」であるのだから、そのあたりは、史実にある程度忠実でいて欲しい。
少なくとも、「江」は、当時9歳なわけで、24歳の上野さんでは、史実に反してい過ぎる。
ちなみに、「時代考証」は、「小和田哲男」さんという静岡大学の名誉教授が担当している。
「時代考証」という立場より、「配役年齢に異論」を唱えて欲しかったと思う。
ただ、「歴史上の人物を題材にしたコメディドラマ、パロディドラマ、完全フィクションドラマ」という位置付けで「大河ドラマ」を捉えるのであれば、「こういう配役でもあり」なのかなぁ、と思うのである。
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