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企業が「環境経営システム」に取り組む場合、「緊急事態の対応手順」を確立することが求められている。

規格では、

【組織は、環境に影響を与える可能性のある潜在的な緊急事態及び事故を特定するための、またそれらにどのようにして対応するかの手順を確立し、実施し、維持すること】
が求められており、

1)環境に影響を与える可能性のある潜在的な緊急事態及び事故を特定するための手順

2)環境に影響を与える可能性のある潜在的な緊急事態及び事故に対応するための手順

の確立を組織は規定することになる。

する。

1)と2)は「特定」か「対応」の違いであるが、「特定手順」についての説明は、省くが、「対応手順」は、例えば、緊急事態として、

◇たばこの不始末による火災

◇灯油タンクへの給油ミスによる灯油の漏えいによる土壌汚染

を企業が特定すれば、

これらの緊急事態に対して、

◆緊急事態が発生する可能性のある業務・作業、あるいは、設備・施設名
◆緊急事態の予防対策及び準備(日常管理)

◆緊急事態発生時の組織体制及び責任者

◆情報伝達方法(組織内および社外・行政等)
◆緊急事態発生時の対応(緩和処置の方法、是正処置の方法)
◆定期テストの実施計画

といった手順を作成して、社内に周知し、上記の例でいえば、消火器の使い方やオイルゲーターの使い方、避難経路、想定した緊急事態に対する対応手順の妥当性確認、といった訓練やテストを実施しておく必要がある。



「環境経営システム」の規格で要求されているのは、あくまでも「環境に影響を与える可能性」ではあるが、最近では、「社屋の雪おろし作業に伴う事故」「架線作業時の漏電および切断事故」といった、一見「事故は事故だけど、環境影響は何になるの?」といったものも「環境影響として特定」されているケースがあるが、規格要求云々は別にして、組織内で「重要な緊急事態管理手順」と捉えているのであれば、「重要な管理事項」であるのだから、特定し、対応手順を作成されることは、なんの問題もない。



話は変わるが、知人に聞いた話であるが、最近の公立中学では、「緊急事態の対応訓練」を新入生に対して行うと言う。

この緊急事態とは、

◇不良同士の喧嘩を見かけたとき

(例:じろじろ見ない、すっと素通りする など)

◇不良生徒に囲まれた場合

(例:逃げる手順、逃げ方の訓練 など)

といったものだと言う。



いやはや、最近の公立中学では、このように「自分の身を守るための心得・手順」も重要な管理手順なんだなぁ、とちょっと驚いた次第である。



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