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20101213日に、「会社更生手続き中の日本航空が決算の承認をする会計監査人を新日本監査法人から、あずさ監査法人に変更した」という報道がされていた。

監査法人の変更は、日本航空の管財人である企業再生支援機構の意向が大きく、過去の会計処理を巡る対応も経営破綻の一因となっていると考え、「監査法人を見直したい」、と言うことなのだろう。


それにしても、監査法人を変更させられる新日本監査法人にとっては、経営的な打撃が大きい。

2009年の新日本監査法人への日本航空の報酬実績は、約5億円。

金額もさることながら、新日本監査法人でJALの監査などに従事していた人は約40名程度いたと言うから、かなり影響は大きい。

金額的なスケールは小さすぎるが、マネジメントシステム監査の世界でも、認証機関の変更がクライアントである中小零細企業を中心に最近よくある。

しかし、ある認証機関では、顧客の多くが中小零細企業なのに、認証機関の移転が極めて少ない。


その理由は「監査員の割り当て」にある。

つまり、「顧客に対して審査費用以上の価値を、監査を通じて感じていただくこと」が重要であり、そこさえ満たしていれば、価格の差は「認証機関変更の動機づけ」とはならない。

したがって、

◇登録企業(顧客)の監査に対するニーズを徹底追及

◇ニーズに対応できる監査員の採用と、徹底した評価と選定

をすることで、「顧客ニーズに合った監査員を企業に派遣している」のだ。


認証機関は、国際的な基準に従った「認定を受けることで業務が実施できる」(許認可のようなもの)ので、どうしてもクライアントよりも認可する機関(認定機関)を向いてしまいがちだ。

つまり「顧客ニーズを満たすことよりも、認可基準を満たすこと」に関心が行きやすい。

しかし、世の中の常であるが、「サービス提供側が顧客満足を2の次に考える」と顧客は離れていく。


話はガラッと変わるが、2010年最後の「がっちりマンデー!!」で、毎年恒例のカリスマ経営者たちが登場して、含蓄のある言葉を語っていた。

ウル覚えなので、一部間違っているかもしれないが、例えば、

◇アウトドア総合メーカーのモンベル辰野勇社長

⇒「外野フライが上がって、お見合いして落球するぐらいならぶつかって落とせ」

◇モバゲーが有名なディー・エヌ・エー南場智子社長

⇒「企画・開発プロセスが間違っていなければ失敗した人にもチャンスを与える」

◇外食産業最大手の日本マクドナルド原田泳幸 社長

⇒「すべてを受け入れる度量が経営者には必要」

⇒「人生には評判を落としてもチャレンジする時がある」

◇居酒屋チェーン大手のワタミ渡邊美樹社長

⇒「何もしない奴が一番ダメ。何もしなければ問題もない」

というような趣旨のことを述べていた。


これらの言葉から感じたのは、

『会社よくするために常に意欲的に行動する』

『相手が何を望んでいるのかがわかる理解力を付ける』

『ものごとを進めるにあたってプロセスを重視する』

ということだ。

やはり、ビジネスで成功した人たちの言葉は、含蓄があるな、と思う。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ209号より)



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