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2011年のNHK大河ドラマは、「江~姫たちの戦国~」だ。
ご存知のように、主人公の江姫は、戦国武将織田信長の妹の市の3女、つまり姪で、最終的には徳川秀忠の正室となり、3代将軍家光の母でもある。
戦国時代を描いた作品は、これまでの大河史上視聴率が比較的高い。
著名な武将を中心に描いた作品は数々の作家・脚本家や俳優さん達に掘り起こされ、耕されつくされているが、歴史上の人物的には「脇役」とされる著名人の妻を中心にしたドラマがどのように展開されていくのか、今から、非常に楽しみだ。
しかも、主演女優が「上野樹里」さんというのも楽しみのひとつだ。
私の中では、好みは別にして、蒼井優さん、宮崎あおいさん、上野樹里さんが「演技派若手女優」と勝手に位置付けている。
一般的には「のだめ」のドジでコミカルな演技のイメージが強い上野さんが、戦国武将の妻をどのように演じるのか、興味深い。
それから、忘れていけないのが、脚本家。
今回の脚本を担当するのは、2008年の大ヒット大河ドラマ「篤姫」の脚本を書いた田渕久美子さん。
「篤姫」の時は、大河ドラマ放送中に、脚本作りに大きな影響を与えた旦那さまが大腸ガンで亡くなっており、その裏話的逸話も世間には衝撃を与えたことで有名だ。
話は変わるが、田渕さんと言えば、2002年に放送されたNHKの朝の連続ドラマ「さくら」の脚本も担当された。
この時は、NHKは前代未聞の放送事故を起こした。
それは、「翌日の放送分を当日分より先に流す」という失態だ。
私の記憶では(定かではない)、確か、お昼の再放送で、本来流すべき当日分と翌日分の再放送を連続で行った気がする。
ただ、結果的には、「1回飛ばしで放映しても話がわからなくならなかったドラマ」という評判になった。
つまり、朝ドラ「さくら」は話の展開が間延びしていたのだ。
私の感覚では、昔のNHKの朝ドラは、話の展開が非常に遅かった。
これは、制作するNHKサイドの意向なのか、脚本家が、話のスジを「1週間分用」に薄く延ばして締め切りをしのいでいたのか、その理由は分からないが、とにかく、「4~5日視聴せず」とも視聴者的には問題なしだった。
しかし、現在の朝ドラは、以前に比べて話の展開が早い。
これは、視聴者からの「展開が遅い」という声のせいなのか、「見逃した人でもBSなどを利用すれば再放送機会が何度もある」ためなのか、わからないが、とにかく早い。
現在、放送中の「てっぱん」を見ていて気づいたのは「立ち聞きシーン」が多い。
例えば、「主役とその父が話している会話を陰で母親が聞いている」というようなシーンだ。
これを「立ち聞きシーン」にしないとすると「主役と父親の会話」「主役が父親と話していた会話の説明を母親にする」というシーンが必要になり、視聴者からはわかっている内容を2回視聴することになる上、放送1回分の話の進捗もスローになってしまう。
ただ、現実的な日常生活では「こんなにも立ち聞きするシーンってあるのかな」と思ってしまうが、まぁ、展開を早めなければ、視聴者に飽きられるから「脚本テクニック」として仕方がないのだろう。
今が旬な脚本家の田渕久美子さんがどんなテクニックで、視聴者を大河ドラマ「江」に釘付けにするのか、今から楽しみである。
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