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テレビコメンテイターとしてお茶の間におなじみであるコラムニストの勝谷誠彦氏が、「偽装国家」という著書で日本には「ホンネとタテマエ」が数多く存在していると説いている。
その結果、利権談合主義者たちが世の中を押さえつけて国際的に見たら極めて非常識なことをまかり通している、というのだ。
勝谷氏によれば、その最たる典型が「憲法九条と自衛隊」だという。
わたしは、この「ホンネとタテマエ」は日本だけでなく、世界的にもあると思う。
私が関連する仕事の世界では「環境問題」にも「ホンネとタテマエ」が存在する。
そもそも、環境問題は、1992年の地球サミットの頃に世界の産業界が行動方針・地球環境憲章など策定したことに始まる。
つまり、従来、環境問題は法規制を中心に行ってきた。
しかし、法規制だけではうまく進まないので、
1)経済的方法⇒環境税や排出権取引など課徴金制度の活用
2)自主的方法⇒企業がISO14001など環境マネジメントシステムの活用
という2つの手法を策定したのだ。
すると、産業界、特に大企業は、こぞって「環境マネジメントシステム」を導入する。
「地球の環境負荷を積極的かつ自主的に取り組んでいる企業ですよ」ということが「これからの企業が果たすべきこと」であるし、何しろ「世間的な企業イメージ」も良くなるからである。
そして、次は、国や大企業など発注者はサプライチェーンマネジメントの観点より、取引条件として「環境マネジメントシステムを導入して環境負荷削減など環境に配慮している企業」に対して優先的に取引をするような制度になる。
こうなってくると、地球規模で環境に配慮した行動基準を取ることが当たり前になってくる。
人々の関心も高まるし、そういったことをテーマにしたテレビ番組は、環境をアピールし、産業としている企業をスポンサーとすることができるから、「環境問題を考えるテレビ番組」が増える。
そして「南極やヒマラヤの氷が溶けだす画像」「傷つくペンギンの画像」「緑地化が進む南極の画像」「森林が減少し砂漠化する画像」などを繰り返し放映し「明日のエコでは間に合わない」なんていうキャッチフレーズまで生まれて、「エコに取り組むことが人々の常識」として意識に自然と刷り込まれていくわけだ。
したがって、上記に示したように、「環境問題」にも「ホンネとタテマエ」は存在するのだ。
断わっておくが、世界的に「環境問題に取り組み、人々が環境負荷低減を常に意識した行動基準を取ること」は大賛成であるし、当たり前のことであるとは思う。
ただ、実際のところは、
『産業界が自主的な規制を設けたこと』
⇒タテマエ:地球の環境負荷削減に貢献すべき
⇒ホンネ:「ポスト軍事産業」として「環境関連産業」はビジネスになる
『発注者が環境マネジメントシステムを取引条件にしている』
⇒タテマエ:地球環境に配慮する企業を優先して取引したい
⇒ホンネ:法規制違反や水質汚染、土壌汚染、火災、事故など緊急事態発生リスクの少ない企業と取引したい
という「ホンネとタテマエ」が存在している。
もちろん、日本において環境問題の中でも「ゴミ問題」は、確かに埋め立て処分場が満杯に向かっており、減量化、減容化への取り組みは必要であろう。
ただ、「CO2は温暖化の諸悪の根源」のような認識が「世間の常識」と化しているが、これからの地球は「寒冷化していく」といっている学者もいるし、そもそも「温暖化の主たる要因」は「太陽の活動の変化」によるものとも最近は言われている。
したがって、経営基盤がキビシイ中小零細企業は、この世界的な流れである「環境問題」に対して、
◇タテマエとしての行動
⇒「電気をこまめにきる」「裏紙を利用する」「ゴミの分別」など規律レベルの行動の徹底
⇒地域の清掃活動やペットボトルのキャップ集めなどを通じた社会貢献
◇ホンネとしての行動
⇒環境負荷低減を指標としたミスやロスの低減を実施し、経費削減を目指す
⇒環境負荷低減やリスク低減を製品開発やサービス提案に結び付けて、顧客満足向上を目指す
⇒関連する法規制を認識し順守する
⇒火災や油漏れなどリスクを認識して予防対策を取る
という「ホンネとタテマエの行動」を取るべきだし、さらにはそれらをうまく社内的、社外的に使い分けて組織をマネジメントすべきであろう。
『単に理念や理想』だけに縛られた思考に陥ると、その裏ににある「ホンネとタテマエ」を見落としてしまい、世間が意識的に作り出している風潮に、まんまとはまり流されてしまう。
個人的には「青臭い理想・理念」は好きなんですが、ものごとの本質を捉える習慣をして、状況に応じた理屈を持って行動しなければ、結果として、損をしてしまうのである。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ200号より)
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