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2010年に最も売れた本の総合第1位は、ビジネス書を参考に甲子園を目指すという設定と青春小説の形を借りた入門書という意外性が受けた岩崎夏海著『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』(ダイヤモンド社)だったという。
数日前に、最新の販売部数がメディアを通じて報じられていたが、確か紙媒体の書籍で192万部を超え、電子書籍でも10万部、併せて202万部。
「通常は大ヒットしない」と言われるマネジメント系書籍がダブルミリオンになったことは驚愕であるし、「企業のマネジメント」に携わるひとりとしては喜ばしい。
数年前に、通常、1万枚売れれば大ヒットと言われるクラシックの声楽家である秋川雅史さんが歌った「千の風になって」がミリオンを達成したが、「売れっこない」と言われるものが大ヒットするには「意外性」以外に、メディアが話題にしやすい要素(例:岩崎氏の場合は、東京芸術大学卒、作詞家・放送作家の秋元康氏に師事、AKBの立ち上げに参加、AKBの峯岸みなみさんが小説の主人公のモデル)やメディアが取り上げたことによる効果も大きい。
余談、かつ、下世話な話だが、定価が1,680円の書籍だから、印税10%と仮定して、約3億4千万円が岩崎夏海氏の手元に入る計算になる。
なんともうらやましい限りである。
ちなみに、2010年ベストセラーの総合第2位は、山本千尋著『バンド1本でやせる! 巻くだけダイエット』(幻冬舎)、第3位は、㈱タニタ著『体脂肪計タニタの社員食堂 500kcalのまんぷく定食』(大和書房)で、いわゆるダイエット本。
一説によると、インターネットの検索ワードで一番多い用語が「ダイエット」だと言われている。
手堅く「ベストセラー」を出したいと思ったら、ダイエット本は成功確率が高い分野だといえるのだろう。
話を冒頭の話題に戻すと、小説の題材となった経営学者のピーター・ドラッカーの「マネジメント」では、マネジメントとは『経営資源の活かし方』であり、『共通の目標・価値観を持つ人たちが、適切な組織をつくり、訓練と研鑚によって、共同で成果を上げられるようにすること』がマネジメントの役割であると言っている。
つまり、企業でいえば『共通の価値観』とは『企業理念やビジョン』になるだろう。
そして、企業理念やビジョンの実現を目指していくために、企業は、中期経営計画や年度目標といった達成基準を設定する。
「目標」について、組織マネジメントの原理原則から言えば、「すべての階層の人々は組織にとって根本的要素であり、その全面的な参画によって、組織の便益のためにその能力を活用することが可能となる」・・・簡単にいえば「目標達成のために従業員一人ひとりができることを考えよう」ということになる。
重要度合いの濃淡はあるにせよ、要は「目標に取り組む対象者は組織全体」である。
しかし、その目標について、例えば「売上目標」とか「品質目標」「環境目標」「情報セキュリティ目標」「苦情対応目標」「教育目標」といった言葉に置き換わると、『言葉尻』を捉え、屁理屈をこね出す人が、多くの企業を訪問している中で見受けられ、意外と大企業でも未だに多い。
最近、訪問したある大企業では、組織の内部監査の仕組みとして、いわゆるコンプライアンスや社規定への順守性を中心とした「業務監査」と仕事の仕組みに対するリスクや実効性、有効性を問う「マネジメントシステム監査」が存在する。
この会社で、業務監査部門が指摘したもの事項として「業務規定では“品質目標はすべての部署で設定し管理すること”と規定されているが総務部門や人事部門などでは“品質目標”は存在しないはずだから間違った規定ではないか?」というような所見が付いたのだと言う。
もちろん、狭義の意味で「品質目標」を捉えれば、「不良率の削減」「苦情件数の削減」「顧客満足度の向上」といった目標が「品質目標っぽい」といえる。
しかし、それでは、製品や顧客と直接的に関与しない、いわゆる「間接部門」では、「品質目標に関してはなんの貢献もしていないし、無関心でいい」と言うことになってしまうが、そんなことは、感覚的にみてもおかしい。
したがって、たとえば、「不良や苦情の原因のひとつ」として「教育予算や教育体制、職員のモチベーションといった教育に関する業務環境の不備」があるならば、当然、そういった社内環境を整えていく「指標設定」が総務や人事の「品質目標」となる。
また、業務監査部門であれば、「業務監査の適切な監査による有効性を高めることを示す指標」を設定することが「品質目標」といえるだろう。
「マネジメントシステムの理解度」が「中小零細企業の職員は低く、大企業の職員は高い」と一般的には思われているが、企業を訪問していると意外とそうでもない。
まだまだ、「言葉尻」をつかまえて、ものごとを捉える人が多いのは、大企業とて同じことである。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ207号より)
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