岩隈投手の独占交渉権を得たアスレチックスはもともと獲得意思がなかった

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今日は「11月22日」で「いいふうふ」の日らしい。
この日を結婚記念日（入籍）にされるカップルも多いようで、現に、私の知人でも、3組ほどいる。
私は、現状、それ以前の段階ですが。。。

話題はガラッと変わりますが、ポスティングシステムでアメリカのメジャーリーグ移籍を目指していた楽天の岩隈久志投手が、岩隈投手の独占交渉権を落札したオークランド・アスレチックスとの契約交渉が破談となり、来期は、楽天残留がほぼ確実になったという。

各メディアが報じた記事のよると、岩隈投手は、
◇1年あたり1800万ドル（約15億円）相当の契約を希望
◇7年程度の複数年契約を希望
していたのに対し、アスレチックスは、
◇1年あたり、300万ドルから500万ドル（約2億5000万円から4億2000万円）を提示
していたらしいから、両者の希望は大きく開いており、「破談」となったようだ。

現状のシステムでは、
◇アスレチックスが12月7日までは独占交渉権を持っている
◇入札金（約13億3000万円）は返還
◇11月までサイドのポスティングができない
という。

個人的な感想としては、「大リーグバブルがはじけており、岩隈投手の希望額は高すぎる」と思う。
岩隈投手は、大リーグでの実績がないのだから、1年目は年俸を低く抑え、2年目以降の複数契約をはじめとしたオプションをつけるべきだったと思う。
岩隈投手の代理人からすれば「日本人投手の2年目以降は期待できないから、（代理人手数料が）稼げる初年度のうちに、契約金を取れるだけとっておこう」という作戦だったのだろうけれど、失敗とみるべきだろう。

それと、うがった見方をすれば「アスレチックスは当初から岩隈投手を取る気がなかった」ということが考えられる。
当初は、マリナーズなどの名前が、入札企業に上がっていた。
アスレチックスは、そもそも「投手王国」であり、岩隈投手を獲得する切羽詰まった理由はない。
そこで、アスレチックスは、マリナーズに対抗（妨害）するために、高い入札金額を提示し、独占交渉権を得て、マリナーズに岩隈投手との接触をさせなかったのだと思う。

しかし、この憶測を証明するのは難しい。
やはり、現状のポスティングシステム制度には、まだまだ、「問題が潜んでいる」のだなぁ、と思う。