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航空会社のスカイマークが、2010年11月8日に、2014年度をめどに国際線に進出すると言う。
国際線に進出するために、国内航空会社では、初めて、世界最大のエアバス社のA型機を購入するそうで、2011年春に6機の購入契約(そのうち2機は購入権)を結ぶのだ。

私は、航空機の知識に疎いので、「A380型機」について調べてみると、
◇総2階建て航空機
◇座席数は最大で800座席程度
◇従来の大型機に比べて低騒音
◇従来の大型機に比べて、マイルベースの燃費が低い
などの特徴があるようだ。

スカイマークは、1996年に設立され、
◇使用機材を1機種(ボーイング737-800。座席数177)に絞る
◇1機種に絞ることで整備・点検などメンテナンスを効率化
◇機内清掃作業など外注作業の削減
◇作業時間を短縮し、1機種当たりの稼働率を上げる
といった方法で、国内各路線の航空運賃の低減を実現し、現在、16路線を就航させ、各路線で他社よりも搭乗率(80%程度)を高めている。

つまり、ひとことでいえば、スカイマークの成功は「効率化による成功」である。
しかし、今回発表された2014年度をめどとしている国際線については、現在、就航先は未定だと言う。
今までの経営路線と社会情勢を考えるとスカイマークが「高級化路線」に行くことは考えにくいので、国内各路線で成功したように「経費節減と稼働率向上による格安航空運賃と高い搭乗率」を目指すことはまず間違いないだろう。
ただ、800座席ほどある大型機材を保有するとなると、機材点検、整備、機内のオペレーションなどすべての作業手順を従来のやり方から改良し、スタッフに習熟させる必要が出てくる。

ちなみに、海外航空会社のLCC(ローコストキャリア)の保有機材は、200~400座席程度の中型機が多い。
しかも、新造機よりも中古機材が殆どだ。
スカイマークの国際線戦略商機のカギは、
【人気路線への就航による高い搭乗率の確保】
となるだろう。
つまり、
◇機材の効率稼働
◇機材整備、機内サービスの効率化
をどのように実現させるかを設計して行くことだろう。
今後のスカイマークの動向に注目したいと思う。

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