【よかったらメルマガ読者登録お願いします♪】
(パソコンでアクセスしている方)
http://www.mag2.com/m/0000218071.html

(携帯でアクセスしている方)
http://mobile.mag2.com/mm/0000218071.html

2010年のプロ野球の日本一は、通算成績4勝2敗1分で、千葉ロッテマリーンズが5年ぶり4度目の頂点に立った。
今シリーズで印象に残った点だけを挙げると、
◇7戦で3回の延長戦(うち第6戦は15回引き分けで日本シリーズ最長時間試合)
◇「投手王国中日」の先発投手陣がチェン以外打ち込まれた
◇両チームとも若手野手が活躍(ロッテ:清田、岡田選手、中日:大島、野本選手)
◇両チームとも主力選手がケガで離脱(ロッテ:大松選手、中日:森野選手)
◇両監督(西村監督、落合監督)が喜怒哀楽を試合中は、あまり表情に出さず冷静
などが思い浮かぶ。

ロッテは「弱小球団」のイメージがあるが、日本一になった回数だけで言えば、巨人(21回)、西武(13回)、ヤクルト(5回)に次いで4位タイ(4回の日本一は、ソフトバンク、オリックスと並んでタイ)である。
「人気球団だけど、日本一の回数」が意外と少ないのは、阪神タイガースで、1985年の1回だけだ。

ロッテファンなので、ロッテびいきのデータばかり挙げてしまうと、日本シリーズでの優勝確率は第3位の67%(6回出場して4回日本一)と高い。
ちなみに、優勝勝率1位は横浜の100%(2回出場して2回日本一)、2位は83%のヤクルト(6回出場して5回日本一)で、逆に優勝勝率の低いチームは、阪神の20%(5回出場して1回日本一)、中日の22%(9回出場して2回日本一)だ。

第7戦のテレビ解説を担当していた西武、巨人、オリックスで活躍していた清原和博氏が「ロッテは強いチームになった、20年前では考えられない」とつぶやいていたが、アラフォー世代にとっては、「ロッテ=不人気球団&弱小球団」で、小学校の時に「好きな球団はどこ?」と子供の間で話題になった時に「ロッテ」というと「お前、変わっているな」と言われてしまうのがオチだった。

数字的にも、実は、「ロッテのちゃんとしたリーグ優勝」は「1970年」が最後なのだ。
リーグ優勝は、今までに5回(1950年、1960年、1970年、1974年、2005年)しているが、1970年の後の1974年と2005年は、1974年はパシフィックリーフが前期・後期の2シーズン制だった時にロッテは後期優勝してプレーオフで前期優勝の阪急(現オリックス)を破ってリーグ優勝で、2005年はシーズン成績では2位だったが、プレーオフで西武、ソフトバンクを破ってのリーグ優勝だ。
今年は「史上初のリーグ3位からの日本一」と言われるが、2005年ルールで言えば「リーグ優勝」であり、逆に2005年が2010年ルールだとすると、「リーグ2位からの日本一」となる。
つまり、「完全リーグ優勝」は1970年が最後で、楽天を除けば、ロッテは、最も「完全リーグ優勝」から遠ざかっている球団なのだ。

私見であるが、日本シリーズを見る限り、ロッテの課題は、
◇安定感のある先発投手が少ない
◇ファースト、セカンドの守備が弱い
◇絶対的守護神がいない
◇「ホームランを打ちそう」と思わせる大砲がいない
などではないかと思う。

あと、ロッテは「日本一の翌年が弱い」のだ。
過去3度の日本一の翌年は
◇1951年⇒リーグ3位
◇1975年⇒リーグ4位
◇2006年⇒リーグ4位
2011年シーズンは、過去のデータをくつがえす活躍をして欲しいと思う。

【よかったらメルマガ読者登録お願いします♪】
(パソコンでアクセスしている方)
http://www.mag2.com/m/0000218071.html

(携帯でアクセスしている方)
http://mobile.mag2.com/mm/0000218071.html