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2010年9月12日にTBS系で放映されていた「がっちりマンデー」を見ていたら、「学校のロングセラー」を特集していた。
この日登場した「学校のロングセラー」は、
◇ジャポニカ学習帳(ショウワノート)
◇クレパス(サクラクレパス)
◇水泳帽(フットマーク)
◇試験にでる英単語(青春出版社 著者:森一郎氏)
ジャポニカ学習帳は1970年に、小学館が発売してヒット商品となっていた「ジャポニカ百科事典」とタイアップして誕生し、現在まで10億冊以上発売されたのだと言う。
ヒットの理由は、
◇発売当初に流れたテレビCMの影響(前年より27倍売上が伸びた)
◇小学生の使いやすさを追求(現在、約60種類ある)
したことだろう。
使った人なら分かるが、ジャポニカ学習帳の特徴は表紙の写真。
「珍しい植物「珍しい昆虫」「珍しい動物」を子供たちに紹介したいという目的で、約5年ごとに写真をリニューアルするそうであるが、発売以来、委託カメラマンは一人で、総額6千万円程度掛けているという。
クレパスは、「クレヨン」の画用紙への定着性に良さと「パステル」の色彩性の良さをミックスした画材という意味で「クレパス」と名付けられたそうだ。
日本において、登録商標も取得されており、「クレパス」という表示ができるのは「株式会社サクラクレパス」だけなのだという。
フットマーク社の水泳帽は、約50%のシェアで学校に納入されているという。
もともとは、オムツカバーの製造をしていて、夏場にオムツカバーは蒸れやすいことから売れ行きが落ちる。
そこで、夏場に売れる商品開発を、という発想で水泳帽を開発したのだと言う。
プールで先生が、見分けがつくように何種類もの色の帽子を作り、水泳の技術レベルも表示できるようにしたことで、どんどん学校に採用されたそうだ。
それから、驚いたのは「介護」という言葉。
「介護」という名称は「介助」と「看護」を組み合わせた、フットマーク社の登録商標なのだそうだ。
しかし、フットマーク社では、「どんどん介護という言葉を自由に使ってください」ということで、使用料は徴収していない。
したがって、私達は「昔から存在する日本語」のように感じている。
「試験にでる単語」(略称は、関東では「でる単」、関西では「シケ単」)の発売は1967年。
当時、大学試験では「1万語を覚えなければ理解できない」と言われた。
しかし、当時、日比谷高校の先生をしていた森一郎先生が、試験問題に使われる約1300語に絞り「試験に使われる順番」で編集したのだ。
「1単語1訳語」にしたのも覚えやすく、選ばれる理由だ。
しかも、発売から43年経っても、単語は6語追加されただけだというから、如何に普遍的な参考書ということの証明だろう。
また、これまで、累計部数が約1300万部になると言うから、「1冊1000円で、印税10%」としても印税総額は13億円となるからすごすぎる。
番組で紹介されていた4商品のうち、クレパスと水泳帽は、多くの学校で学校指定となっていることが大きいだろう。
ジャポニカ学習帳については、ジャポニカ学習帳を使って育った先生が児童にも使用を勧めていることが大きい。
また、ある程度、これらの商品は、「考えられる工夫がされつくしている」から他社がシェアを奪いにくいのだと思う。
ある程度、これらの商品については、工夫がされつくされているから、「選ばれ続ける」のだ。
つまり、「従来から使っている」「ブランド化している」という理由で、さらに使い続けられるわけだ。
「試験にでる英単語」は「普遍的である(あまり内容的に変化させる余地が少ない)」「ブランドがある」ことがロングセラーとなっている理由だろう。
これらの「学校のロングセラー商品」は、家電製品など、商品開発サイクルが短く、競争がし烈な業界から見れば「うらやましい」商品だろう。
キーワードは「商品開発余地が少ない」「ブランド化」といえるだろう。
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