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2010年9月7日付の毎日新聞(東京朝刊)によると、2011年2月からスカイマークが「羽田⇔中部国際の深夜便」を就航するという。

記事によると、
◇スカイマークが中部国際空港に初就航
◇初就航路線は、羽田⇔中部(深夜1往復)、中部国際⇔新千歳(2往復)、中部国際⇔茨城(1往復)
◇羽田⇔中部便のターゲットは、新幹線終了後の23時以降の時間帯
なのだという。

このニュースは、個人的には、仕事の主な拠点が、「札幌」「首都圏」である私にとっては、「朗報」である。
現状は、新千歳から名古屋圏に飛ぶ場合は、JALまたはANAを利用せざるを得なかった。
「生粋のスカイマーク好き」であれば、「新千歳→羽田→品川→名古屋」とスカイマークとJRを乗り継ぐ手があるが、これでは、「時間とコスト」がかかり過ぎて、もともとJALやANAに乗車した方がよい。

話を、冒頭の記事に戻すが、このスカイマークの戦略のポイントは、
◆機材の効率的な稼働
◆新たな顧客需要の創出
であろう。

機材の稼働時間を増やすことで、
◇機材の1日あたりの売上(乗客数)が増える
◇スタッフのアイドルタイムが減る
であろうし、
深夜便を飛ばすことで、
◇新幹線輸送の空白時間帯の利用者創出
という状況も生むであろう。

スカイマークは、「24時間空港」の利点を利用して、現状でも、「深夜時間帯の羽田⇔那覇便」などがある。
羽田の場合「その日のうちに自宅に帰る」ことを考えると、電車が終了した時間帯に羽田に到着することはビジネス利用であれば敬遠したい。

しかし、那覇到着便で考えれば、
◇沖縄はもともと車社会である(車を空港駐車場に置いていっても、1日千円程度)
◇タクシー利用でも那覇市内であれば約1500円程度
であるし、宿泊を要する出張利用者であっても、「那覇市西の24時間サウナ(うるわしの湯)」などを利用すれば、1200円で済むから、宿泊より割安である。
したがって、中部国際の深夜便については、「中部国際から名古屋の中心街へのアクセス」が「新しい顧客需要の創出」のポイントになるだろう。

それにしても、スカイマークは、JALやANAでは実現できなかった取り組みにどんどんチャレンジしていると思う。
具体的な例を挙げれば、札幌を拠点とする私の場合、
「月曜、火曜の仕事が都内でその週の金曜、土曜が大阪で仕事」
というケースがあったとする。
スカイマークが登場するまでは、宿泊費、交通費のコストの問題で札幌には戻らず「水曜、木曜は都内、あるいは、大阪のホテルで過ごす」ということになっていた。

しかし、スカイマークのサービスが始まってから、
◇羽田→新千歳が約1万5千円で移動できる
◇新千歳→神戸が約1万5千円で移動できる
ので、都内あるいは大阪での宿泊費、移動費を考えても「札幌に水曜日、木曜日は帰る」ことが可能になったのだ。
(※東京→大阪の新幹線移動でも約1万4千円する)

上記の例では適用できないが、昔から思っているのは、素人考えではあるが、「新幹線の寝台列車化」だ。
新幹線なら、在来線を走行するより快適なはずだ。
深夜に早く着き過ぎても困るから、速度は、日中のように時速2百キロ出さずとも、120キロ程度で十分だ。
ただ、「騒音問題」や「労働時間の問題」があって実現はできなのだろう。

路線を拡大しつつあるスカイマークの「格安航空券」の出現により、「新たな顧客需要の創出」というあらたな「価値創造」が生み出されていることは間違いないだろう。


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