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TBSが大々的に宣伝していた『終戦ドラマスペシャル「歸國」』(2010年8月14日放映)を観た。
このドラマは、
1)倉本聰氏がTBSのドラマ脚本を手掛けるのが31年ぶり
2)キャストに、連続ドラマ主演経験者が10人いる
3)長渕剛氏が、13年ぶりにテレビドラマに出演
(テレビドラマは、1997年7月からの連続ドラマ「ボディガード」(テレビ朝日)、映画は、1999年公開の「英二」以来)
という点で注目されていた。

TBSの宣伝では、
「六十余年前のあの戦争中、祖国に命を捧げた兵士たち
永年夢見た帰国で、彼らは今の日本に何を見たか・・・。」
とある。
(※宣伝内容から引用)

ドラマの設定は、
◇終戦記念日の8月15日深夜の東京駅に、幻の軍用列車が到着する
◇戦争で玉砕したはずの兵士の「英霊」たちがgん用列車から降りたった
◇タイムリミットの夜明けまでの数時間、英霊たちは、現在の東京をさまよい歩いた
というものだった。

ドラマで印象に残ったのは、
軍用列車から降りてきた英霊たちを率いる、長渕剛氏が演じる秋吉部隊長が訓辞を始めたシーン。
(以下、TBSのドラマのHPから引用)
「只今は、昭和85年8月15日。今から65年前の本日正午、我等が祖国日本は、畏れ多くも天皇陛下の大詔(たいしょう)を拝し、萬斛(ばんこく)の涙をのんで無条件降伏を余儀なくされた」~「この六十余年、敗戦の責を負う我々帝国軍人は、故国に残した家族・友人・子孫に対し、合わす顔も無き英霊として南の海に漂ってきた。しかし、祖国は逞しく蘇り、我等の悲願した平和国家を世界に誇れるまでに再建したと聞く。本日、我々の帰還した目的は、僅かな時間乍ら、その平和を目の当たりに目撃し、かの海にまだ漂う数多の苔むす魂に、以って瞑すべしと伝えることである。」
(引用ここまで)

この長い台詞をちゃんと覚えて、迫力たっぷりに演じる俳優さんってすごいな、と思うとともに、耳で聞いているだけだと、「どんな漢字を書くのか分からない」言葉がたくさん並ぶ。

「便利になったというのは、人間がサボるということだ」
「豊かになったのに、親や子供を大切にしない日本人が増えた現状は幸せと言えるのか」
と言うような内容を立花報道官(生瀬勝久氏)に問いかける秋吉部隊長(長渕剛氏)の言葉は特に印象的だった。

「時代が変わった」といってしまえばそれまでであるが、「人間の幸せとは何か」「なぜ、こんな時代になってしまったのか」と終戦から65年経過した終戦記念日の今日、ちょっとだけ考えてみようと思う。

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