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2010年7月20日付の紀伊民報が、和歌山県の仁坂吉伸知事が「南紀白浜空港」のPRのために、「南紀白浜パンダ空港」の愛称を検討していることを報道していた。

記事では、
◇「南紀白浜空港利用促進実行委員会」に愛称を提案・正式決定したい
◇白浜町に国内最多の6頭がいる「パンダ」を愛称に入れて、イメージアップを図る
◇イメージアップによる観光客の増加につなげたい
◇数年前から、空港名の愛称化の要望が出ていた
◇「白浜町にパンダが6頭いる」と知っている人は約3割に過ぎない
(※南紀・熊野エリア観光推進実行委員会が5月に千葉県での旅行PRイベントで行った調査結果)
と報じていたから「和歌山=パンダ」の定着を空港の愛称化で図りたいのだろう。

現在、全国で98ある空港で愛称を採用している空港は20空港あるという。
有名な愛称は「高知龍馬空港」(高知県)や「米子鬼太郎空港」(鳥取県)、「コウノトリ但馬空港」(兵庫県)、「出雲縁結び空港」(島根県)、「ウルトラマン空港」(福島県)などだ。
確かに、ユーザー側からすると、案内板や空港での案内放送で、愛称空港の看板を見かけたり、聞いたりすれば、そこに旅行せずとも意識と認知度は高まる。
つまり、PR度はそこそこ高いと思う。

また、ツアーを企画する旅行会社も、空港の愛称を利用した企画商品が計画しやすく、旅行商品の販促活動にも役立てられるだろう。
ただ、現在、南紀白浜空港は、「羽田⇔南紀白浜」便が1日3往復就航しているだけだ。
したがって、観光客誘致を考えると、大都市での認知度アップと大都市からの集客がカギとなるが、関西圏と名古屋圏は立地上、微妙な距離で路線誘致は難しい。
そうなると、路線誘致戦略としては、新千歳、仙台、広島、福岡空港を成功させることがポイントとなるだろう。
また、路線誘致する場合は、新千歳、福岡に路線を持ち、新興勢力の旗手でもあるスカイマークが機材繰りを考えるといいのではないだろうか。

和歌山県は、白浜町のパンダ以外にも、白い砂浜で有名な白良浜海水浴場、日本三大古湯の白浜温泉(あと2つは、有馬温泉、道後温泉)や世界遺産の熊野古道、クジラや落合博満記念館や映画「ザ・コーヴ」で有名な太地町、高級梅干しの産地でもある南部、田辺、岩代梅林、複合娯楽施設のアドベンチャーワールドなどがある。
これらの観光資源と空港の愛称をうまく融合させて宣伝とサービスづくりをしていくことが「空港解消化に伴う費用対効果」とも言える『認知度向上&観光客増加』へのポイントとなるだろう。
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