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「予言的中タコ」として有名になったドイツのシー・ライフ水族館で展示されている「パウル君」(2歳半)の“予言”どおり、サッカーワールドカップ南アフリカ大会の決勝戦を制したのは、スペインとなった。
これで、パウル君は、W杯で予想した8試合すべてを的中させたことになる。

予想の仕方は、
◇餌の貝が入ったプラスチック製の2つの容器を目の前におく
◇2つの容器には、予想する対戦国の国旗が付けられている
◇餌の貝をとるために、先に開けられた容器の国が勝利すると解釈する
という手順だ。

要は、2択なので、当たる確率は50%。
ただ、今回は「8発8中」だから、単純な確率的には約0.4%となり、数字的には「偶然と言うには驚異的な結果」である。

「パウル君!すごい」「神がかり」・・・と言いたいところであるが、的中したW杯8試合を振り返ってみたい。
グループリーグ
1)ドイツ対オーストラリア    
2)ドイツ対セルビア       
3)ドイツ対ガーナ        
決勝トーナメント
4)ドイツ対イングランド     
5)ドイツ対アルゼンチン     
6)スペイン対ドイツ       
3位決定戦
7)ドイツ対ウルグアイ      
決勝
8)スペイン対オランダ      
(※先に示した国が勝利)

ちなみに、パウル君は、2008年のヨーロッパ選手権の6試合も予想しており、この時は4試合の結果を的中させたらしい。
外れた2試合は、
グループステージ
1)クロアチア対ドイツ(パウル君はドイツの勝利を予想)   
決勝
2)スペイン対ドイツ(パウル君はドイツの勝利を予想)   
(先に示した国が勝利)
である。
ただ、このヨーロッパ選手権では、6試合ともパウル君は「ドイツ勝利」を予想しているのだ。

つまり、ここから言えるのは、
◇ヨーロッパ選手権で予想した6試合はすべてドイツ勝利と予想
◇南アW杯のドイツ戦以外の7試合では、6試合をドイツ勝利と予想
しており、「パウル君は基本的に、ドイツ国旗を選択しやすい」と言えるのではないだろうか。

よく知られているタコの習性は「水中では目立つ白いものに反応する」「岩穴などに潜る」であるが、その習性を無視(笑)すると、パウル君が選んでいる「国旗」は「赤系統の比較的濃い色」である。
ドイツ以外の「スペイン対オランダ」もオランダよりスペインの国旗の要が赤系統の色が強い。

したがって、個人的には「パウル君の神がかり的な知性」を信じたいが、実際には、「赤系統の色彩が強いドイツ国旗を選びやすい」というパウル君の特徴が「大当たり」となった原因ではないだろうか。

ちなみに、タコの寿命は3歳前後だという。
現在は、2歳半と言われるから、通常ではあと、半年程度の寿命なのだ。
もうじき「パウル君の予想的中の秘密」は解明されないまま、その生涯を全うするのであろう。 

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