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総務省が7月10日に発表した参院選期日前投票の第3回目の中間集計によると、
◇6月25日~7月9日までの15日間に投票した有権者数(選挙区)は956万1823人
◇前回平成19年参院選の同時期の投票者数881万9091人に比べ、約8%増
となっているそうだ。

産経新聞の予測では、
◇前回の最終的な期日前投票者数(選挙区)は1079万8737人(投票者数全体の17.8%)
◇期日前投票者数は増加傾向で、今回も前回参院選を上回る
と報道していたが、おそらく、前回参院選よりは関心が高いだろう。
しかし、昨年の衆院選では、約1398万人が投票しており、これと比較すると、有権者の関心度は冷めているのかもしれない。

また、都道府県別では、前回参院選の同時期の投票者数を群馬と沖縄が下回っているという。
群馬は予想が付かないが、沖縄は、明らかに普天間問題で、政治に対する不信が高まり、投票行動に繋がっていないのだろう。

話は変わりますが、先日、友人と話していたら、「参院の比例は、人名を書くんだっけ?」みたいな話になった。
知っている方にとっては常識ですが、投票等について、おさらいします。
【改選定数】
比例代表:48議席
選挙区:73議席
要は、有権者は「比例と選挙区という2区分それぞれに投票」します。
(※非改選と合わせると、参議員の定数は242議席です。)
【選挙区選挙】
都道府県単位で分けられた候補者について、「候補者氏名」を書いて投票し、得票数の最も多い候補者から順に当選人が決まります。
(わかりやすいですね)
【比例代表選挙】
政党が提出した名簿から「候補者氏名」を書くか、または「政党名」を書いて投票します。
つまり、「政党等の総得票数=政党の候補者個人の得票数+政党名の得票数」となります。
そして、
1)政党等の総得票数に応じて、各政党の当選人の数を決定
2)各政党の当選人の数の中で、得票数の最も多い候補者から順に当選人が決まる
というプロセスとなります。
(非拘束式名簿といって、ちょっとわかりにくいです)

現状では「参議院は衆議院のカーボンコピーだ」とよく言われ、存在意義を問われています。
以前のブログでも書きましたが、個人的には、参議員は、
◇比例区を廃止し、全国区の復活
◇政党の推薦、支援を受けない事を必須とする
◇無党派での出馬を必須とする
◇当選後は、院内会派は作るが(質問時間などの割り当ての関係上)、議決に対して会派拘束を掛けない
などをしない限り、「衆院と同じことを参院でも議論し、議決する」だけになって意味が無いと思います。

また、「衆院のチェック機能」とするならば、例えば、
◇年収別選挙区
◇年代別選挙区
◇学歴別別選挙区
◇職業別選挙区
など多様な人材が国政参加できるような選挙制度を作っても面白いし、多様な価値観のもと、チェック機能の役割を果たすと思います。

よく、「参議院議員は、最高裁判事OBや衆院議長OB、大学教授など有識者で構成する制度に変えるべき」と言う意見がありますが、これでは、単なる天下り機関を増やすようなものであり、参院の制度改革する場合は「政党色をなくす&直接選挙」にしない限り、私は、断固反対です。
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