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2010年7月9日付の毎日新聞によると、7月8日に千葉市は、若葉区東寺山町のスーパー銭湯「若葉の湯」が、不正配管により下水道使用料の徴収を逃れていたとして、時効分を除いた5年分の計約1億2300万円を運営会社に請求すると発表した事を報道していた。

記事によると、(毎日新聞から引用、編集)
◇下水道使用料は上水道と井戸水の使用量から推定して算出している
◇若葉の湯は、使用量メーターを通さずに井戸水を使えるよう不正に配管していた
◇今年2月に静岡県浜松市で同様の使用料逃れが発覚した
◇その事件を機に、千葉市内すべてのスーパー銭湯を対象に一斉調査を実施した
◇調査は、特別に排水側にメーターを設置して不正が明らかになった
◇若葉の湯は00年10月に開業した
◇開業時の運営会社は川崎汽船のグループ会社「クラウンエンタープライズ」
◇2006年12月に現在の「ミドルウッド」に運営会社が代わった
◇迂回配管は開業当初からあったと推定できる
◇千葉市は5年以上前の未収分相当は損害賠償請求を検討する方針
ということが、事件の概要だ。

9日のNHKニュース9では、トップニュースで報じていた。
ニュース9では、「若葉の湯の水道使用量は約10分の1しかカウントされていなかった」と報じていた。
併せて、取材では「なぜ、水道料が異常に少ないことに長年、気づかなかったのか?」について、千葉市下水道局の方に尋ねていた。
担当者の方は、「施設毎に使用状況が異なるから、一概には気づかない」と言うような見解を示していた。
しかし、「若葉の湯」のHPを見れば、浴室風景は掲載されている。
http://www.wakabanoyu.jp/spa.html
したがって、1日の使用量は推定できるわけで、「極端に使用量が少ない」と言う疑いを持つことは可能だっただろう。

おそらく、「下水道料金は水道使用量でカウントされる」というルールを創業時の運営会社が施工会社と結託して悪用したのだろう。
下水道局としての再発防止策としては、
1)水道の大規模使用者に対する適正使用量の把握
2)水道の大規模使用者への排水側メーターの設置
が考えられるだろう。

ちなみに、「若葉の湯」のHPを見たら、「お詫び文章等」はまだ掲載されていない。
個人的には、「若葉の湯」は、実家に近いので、何度か利用したことがある。
遠出せずとも、温泉気分が安価に楽しめる良い施設だ。
早く、不正使用分を支払って、社会的責任を全うした施設になって欲しいと思う。

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