パク・ヨンハさんの自殺から見える韓流スターの悩み

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「韓流スターのパク・ヨンハさんの自殺」は衝撃的なニュースだった。
私は、熱狂的な韓流ドラマファンではないが、冬のソナタに出演していたパク・ヨンハさんはよく知っていた。
日本の旅番組にも、ヨンハさんはよく出演されていて、人柄のよさそうなヨンハさんのスマイルが印象的だった。

それにしても、韓流スターの自殺はここ最近、多過ぎる。
韓流スターでは、2005年に女優イ・ウンジュさん、2008年に俳優のアン・ジェファンさん、女優のチェ・ジンシルさん、2009年に女性タレントのチャン・ジャヨンさんと相次いで自殺している。
メディアが報道する解説を見ると、韓流スターの自殺には、
◇韓国社会のトレンドは移り変わりが早い
◇芸能人は自分の人気にとても敏感で、プレッシャーとなっている
◇韓国では一般に自分が精神的に参っていると自覚しても、うわさなどを恐れて病院に行かない人が多い
などの理由が影響しているという。

また、ヨンハさんの場合は、
◇末期がんの父親を看病していた
◇看護によるストレス
◇2008年に芸能事務所を設立していて、そのストレスもあった
◇人気の高さが不安や重圧となり、疎外感さえ生み出している
といった背景があったようだ。

今回のヨンハさんの自殺は、傍から見れば、順風満帆な人生に見えても、ひとは、それぞれに悩みを抱えているんだな、とあらためて実感する。
パク・ヨンハさんのご冥福をお祈りしたい。