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仕事柄、講習会やセミナーの講師を務めさせていただく機会が多い。
しかし、年に数回は、できるだけ時間とコストを掛けて、講演会や講習会に出席するようにしている。

私が講習会に出る主な目的は、
1)現在保有している公的資格を維持するために必要な教育実績を得るため
2)仕事に関連する最新情報を得るため
3)新たなインスピレーションやアイディアなど「気づき」を得るため
である。

特に、3)の「気づきを得るため」は、重要だと位置付けている。
経験上、人は、自らの実体験や友達との会話、新聞、テレビからの情報などさまざまなシーンで刺激を受けて、ひらめき、新たな考え方を構築したり、ものの見方・考え方を深めたりしている。
しかし、日常生活を単に繰り返していると、「ふ~ん、なるほど・・・」、「このように考えるのもアリか!」といったとか『気づき』の回数が徐々に少なくなってしまう。
おそらく、それは、「刺激」という触媒がないために、心を揺り動かし、発想を豊かにする場が少なくなってしまうからだろう。

恐ろしいことに、「刺激を受ける」→「ひらめきやアイディアが浮かぶ」→「発想を整理して新たな考え方を構築する」というサイクルを錆びつかせてしまうと、・・・つまり、頭を常に柔軟にしておかないと、「気づきが得にくい体質」になってしまうのだ。

先日、ある講習会に出席したら、その講師は、配布されたレジメに書いてあること以外の話題が豊富な方だった。
きっと、
◇レジメは読めばわかる
◇レジメで書かれたことに関連する事例をたくさん提供しよう
◇関連する話題から、受講者各人に、何か気づきを持ってもらいたい
という考えが根底にあるのだろう。
要は、サービス精神旺盛で、まさに「セミナー講師たるもの接客業である」を地でいったような講師でためになった。

その中で、何のテーマを話しているときに話された話題だったのかは覚えていないが、
『社内で内部監査を実施した時に“○○規定の××がされていません”という指摘はあっても、“○○というルールが未だに実施されており問題である”という指摘は滅多に目にすることがない』
というような話をされていた。

この時、気づいたの、多くの会社で、内部監査員は、
◇ボランティア活動と化している
◇本質的な指摘をすることによって、その後面倒なことに巻き込まれたくない
◇ルール通りか否かを単にチェックする方がラク
◇内部監査を有効に実施してもインセンティブが与えられない
といった状態になっているのだ、と以前から気づいてはいたが、頭の中で整理されていなかったことが、パッと浮かんだのだ。
要は「内部監査員に対するインセンティブを与えないと、内部監査は形骸化する」ということにあらためて気づいたのだ。

このように、講習会や講演会を受講するメリットは「単なる資格維持のための指定講習」といったこと以外にも「刺激を得て気づきを得る場」としての効用がある。
しかし、よく講習会や講演会を主催する側から、「できるだけ受講者が退屈しないように練習問題を増やしてください」といわれることが多々ある。
もちろん、聴いているだけでは分かりにくい部分について、練習問題を解いてもらって会得してもらうことも重要であろうし、なんとなく講習会の雰囲気も盛り上がる。

ただ、講習会で講師が関連する話題をたくさん話すことにより、受講者各人が、その会話内容から「気づきを得てもらうこと」が重要だ。
つまり、「受講者側になった時の立場」でものごとを捉えると、「講師の話を聴いている際に、ひらめきやアイディアが浮かべば、講師の話から直接的にはズレたことを一生懸命メモしたり、思考錯誤している」わけで、それが「講習会に出るメリットのひとつ」となっている。
したがって、「気づきが多く得られる講習会」において、「時間つぶし的な練習問題があまりにも多いと、せっかく気づいた発想を広げる上で邪魔」になるのだ。

「資格取得」のような「その講習会で具体的な技術や知識を身に付ける類のもの」は練習問題やグループ演習が多くないとまずいが、「そこから何か仕事に役立つ発想を得て、そのアイディアを広げて仕事に有効的に活かしてもらおう」という類の講習会では、一見「受講生がボーっとしている時間(要は、発想を頭の中で広げている時間)」を作らせることも講習会主催者や講師側には考慮すべき必要な要素なのである。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ181号より)

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