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2010年6月18日付の読売新聞電子版で、「水族館の魚が、消毒液の使用ミスと思われる原因で約7000匹が死んだ」記事を報道していた。

記事を読むと、
1)大量の魚が死んだのは、新潟市の「マリンピア日本海」水族館の「日本海大水槽」(水量約800トン)
2)日本海大水槽で飼育展示されていたのはイワシなど38種類
3)約7000匹の内訳は、イワシ約5500匹、ウマヅラハギ約700匹、スズメダイ約300匹など
4)原因は、飼育員が水槽の水を消毒する際に塩素系の薬品を使用したことらしい
5)この塩素系薬品は、イルカやアザラシの水槽では使用されている
6)消毒液を投与した飼育員は、4月に担当がイルカから魚類に変わった
7)大水槽を消毒しようとした理由は、大水槽から水を引き込んでいるトビウオの成育状態がよくなかったため
ということが分かった。

記事情報から、
◇大水槽からの水質が、本当にトビウオの成育状況が悪い原因だったのだろうか?
◇大水槽の消毒は、担当飼育員の判断で実施できるルールだったのだろうか?
◇魚類水槽の清掃手順は確立していたのだろうか?
◇魚類担当の飼育員に必要な力量(知識や教育)は、配置替えの際に担保していたのだろうか?
などの疑問が思い浮かぶ。

上記で掲げたような疑問がきちんと管理されていたなら、「日本海大水槽の魚の大量死」という異常事態は引き起こさなかったに違いない。

個人的には、マリンピア日本海には、もう15年ほど前になるが一度訪問したことがある。
大水槽で、イワシの群れが泳ぐ姿は壮大で、圧倒された記憶がある。
魚がほぼ全滅した大水槽は、水を入れ替え、6月中には、他の水族館の協力を得て展示を復活させるという。
早期の展示復活という対応も重要ではあるが、「事故」が起きた原因もきちんと特定して再発防止を実施し、水族館としては、外部に説明する必要があるだろう。

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