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「楽して成功できる非常識な勉強法」(アスコム刊)など数多くのベストセラーがあり「アフィリエイト界のカリスマ」である「川島和正氏」が自身のブログで『商売人が必ず学ぶべきスキル』と題したブログで「デキるコツ」をひとつ紹介していた。
このブログからポイントを紹介させていただくと、
◇「アフェリエイト力が強い」には理由がある
◇端的には「ビジネスの基礎を、きちんと意識しているから」だ
◇具体的には「アクセス数×制約率=売上(原文ママ)」を常に意識している
(注:“成約数”ではないかと思われる)
◇つまり、工夫しているのは「アクセス数」と「成約数」の増加である
◇多くのアフェリエイターが「成約率」を意識した文章を書いていない
◇ブログやメルマガのタイトルが「「ぜんぜん気に留まらない」ものが多い
◇「アフィリエイト力を上げる」コツは「タイトルや文章を工夫する」こと
と言っていた。
川島さんのすごいところは、これらのコツを自ら気づき、実践し、そして「身に付けるべきスキル」としてプログラム化して紹介していることである。
叩き上げの、多くのビジネス成功者たちは、
◇成功法則はあっても本人は無意識である
◇成功法則に気づいていても、体系化せず、他人には紹介していない
人が多いからです。
私は、いくつかの中小企業向け経営者団体に所属している。
たまに、これらの団体が主催する叩き上げの経営者の講演会を拝聴することがあるが、講演者はわざと意識しているのか、あるいは、していないのかは分からないが、結論から言えば、「多くの講演会から学ぶべきところが少ない」のである。
つまり、講演者の話をじっくり聴いても「私達が参考にできる成功法則が見えてこない」のだ。
例えば、ある講演会で、そこそこ成功している経営者の講演を聴いていたら、
『どん底時代の苦労話』
『這い上がったきっかけはある人との出会い』
が講演のポイントであったと思うが、正直、私にとっては「ふ~ん」なのだ。
周りで聴いていた参加者の中には、講演者の苦労話を聴いて「涙する人」も結構いた。
確かに、その講演者の話や話し方は、ドラマティックで、単に聴いている分には面白い。
こちらとしては、その逸話から、「何か参考になるべき法則的なものはないかな?」と必死になって聴いている。
しかし、どんなに聴いていても「成功した理由は、ある人との出会いであり、その出会いをきっかけにして、私を助けてくれる人が増えた」ということしか見えてこないのだ。
そうなると、「成功理由は、いい人との出会い」となり、成功したのは、偶然みたいな話になってしまうから、そこからの学びがないのだ。
先日、ビジネスが好調なある企業の社内にある掲示物を見ていたら、
【増やすもの・伸ばすもの】
→売上・利益・客数・能力・意欲・声・笑顔
【減らすもの・無くすもの】
→生産ロス、クレーム、粗雑さ、無駄話、わがまま
と書かれていた。
内容的には、疑問符が付く項目もあるが、要は、「仕事をする上で、上記のようなことを常に頭に入れて行動しなさい」と社内的に法則化しているのだ。
もちろん、単に「言葉だけ暗記」しても、その意図を理解して、常に意識しないと、「あるべき姿の行動」はできないが、こうやって会社として、法則化していることは、企業マネジメント上重要である。
「俺が会得した成功法則は部下であっても他人には絶対に開示しない」という信念があるのであれば、別だが、多くの成功した経営者や経営幹部・管理者は、意外と、こういった自身の成功ポイントを、一般に適用できるように法則化していない。
ここでいう「法則化」を具体的業務手順として反映したものが、マネジメントの世界では「業務の標準化」という。
「成功するために必要なインフラは業務の標準化」という認識が成功した経営者や幹部に無いと「俺だってできたんだ」とか「とにかく行動することが大事」とか「がむしゃらに死に物狂いで働くこと」など精神論を部下に教え込もうとする。
「個人の成功で十分」「成功したことを他人から褒め称えられたい」というだけならそれでおしまいであるが、「組織が継続的に成功する」ためには、
◇成功した要因を法則化する
◇成功法則を基本的な業務手順として標準化する
◇標準化した手順を定期的に時代にマッチするよう見直しをする
ことが重要であることを私達は、もっと認識すべきであろう。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ179号より)
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