【よかったらメルマガ読者登録お願いします♪】
(パソコンでアクセスしている方)
http://www.mag2.com/m/0000218071.html

(携帯でアクセスしている方)
http://mobile.mag2.com/mm/0000218071.html



2010年5月25日にテニスの全仏オープン第3日がローランギャロスで行われ、女子シングルス1回戦でクルム伊達公子選手が第9シードのディナラ・サフィナ(ロシア)選手に3―6、6―4、7―5で逆転勝利した。

結果だけ見れば「1回戦を突破しただけではないか」となってしまうが、
◇伊達選手は現在、39歳で、今年40歳になる
◇全仏に出場したのは1996年以来の14年ぶりである
◇勝利したディナラ・サフィナ選手(24歳)は2年連続全仏で準優勝している
◇サフィナ選手は、2009年4月20日からしばらく世界ランキング1位であった
◇全仏が1968年にオープン大会になって以来、2番目の年長白星である
といった点でものすごい記録である。

素人の私が言うのも失礼だが、伊達選手は、現役復帰以来、全般的には、パワーテニス中心の現在のテニス界において、年齢的な面を考慮せずとも、大健闘している。
気が付けば、日本ランキングでは、現在1位だし、世界ランキングでも、72位だ。
2006年に浅越しのぶ選手、2009年に杉山愛選手が引退し、日本の女子テニス界は、伊達選手を除けば、現在20歳の森田あゆみ選手ぐらいしか、将来を嘱望されている選手はいない。

これも、結果論だが、現在、伊達選手が現役復帰しなかったなら、世界ランキングで100位以内の日本人選手はいなかったことになる。
先にも述べたように、現在のテニス界は「パワープレー一辺倒」だ。
つまり、伊達選手が活躍していた当時は、ネット・スライスなど「技」で勝負できたが、現在は「パワー」のみ。ランキングがひとケタになる人は、そこに「技」が加わっていると言う感じだ。

伊達選手が、健闘している理由は、「ライジング」という早いタイミングで勝負できる「技」があるからだが、しかし、パワープレーがトップ選手の中では並み以下となると、ツアーで勝ち抜いていくためには、
「1試合に長時間掛けない」
「体力を温存した状態で、次の試合に挑む」
という態勢確保が必要だろう。
それができなければツアー戦での活躍は、難しいだろう。

では、伊達選手の次となると、森田あゆみ選手であるが、今回も4大メジャー大会での初勝利はならなかった。
森田選手は、中学時代から「天才」と言われてきた。
しかし、フォアもバックも両手打ち・・・つまりパワー不足である。
したがって、現状では上位を脅かす存在に成長するのは難しのではないかと思う。

【よかったらメルマガ読者登録お願いします♪】
(パソコンでアクセスしている方)
http://www.mag2.com/m/0000218071.html

(携帯でアクセスしている方)
http://mobile.mag2.com/mm/0000218071.html