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2010年5月23日付のサンスポ(インターネット版)が「今夏参院選出馬会見の珍質問迷回答」と題した記事を掲載していた。

記事では、
【4月22日に会見した自民党候補者のプロ野球巨人の前監督、堀内恒夫氏の場合】
◇「皆さんも違和感を感じておられるんじゃないか…」と自分でツッコミを入れて挨拶
◇「後のことはまだこれから。勉強していろいろな問題があると思うので、やらせていただきます」と発言
◇「ボクはまだ、細かい政治が云々とか、組織がどうだとか、勉強していません!」と発言
◇「野球界を退く必要もない。ただ重点は少し政治の方に行くんじゃないかと思う」と発言

【5月10日会見した民主党候補者の柔道金メダリストの谷亮子氏の場合】
◇「民主党の先生方に教えていただきながら、また小沢先生の強いリーダーシップの元、私も一生懸命頑張っていきたいと決意いたしました」発言
◇「地球を覆うほどの愛で、うん、頑張りたいなという気持ちです」と発言

などを伝えていた。
つまり、この記事を書いた執筆者は、
“「政治の勉強は当選してから」「教えてもらいながら、頑張ってみたいです」と言わんばかりの甘えた会見は、もう勘弁していただきたい”
と訴えているのだ。

確かに、著名人の国政選挙への出馬は、「国を思い、国民のために身を投じる」と言う点ですばらしい。
なぜならば、自分の専門分野の立場を一時的か半永久的かは別にして、離れて国民のために働くことになるわけだから、場合によっては、その著名人がそれまで築いてきたで立場をなげうってしまうことになる。

また、「政治の勉強は当選してから」「教えていただきながら、頑張ります」は、現時点での正直な想いではあるのだろうけれど、「知名度だけで選挙戦を戦います」「落選したら政治の勉強はしません」「お膳立てしてもらったので出馬します」とも有権者には捉えられてしまうだろう。

出馬要請する政党側からすれば「党の総得票数を増やし、議席数を確保するための目玉」としか見ていないし、当選しても党内での評価は「著名だけど、それだけで当選した一兵卒議員」と言われて、冷遇されることは明らかだ。

よく、著名人が出馬すると「国民は、馬鹿ではないし、著名なだけで投票行動に繋がる時代ではない」といい、確かにその面はあるだろう。
しかし、著名人に関わらず、新人議員(特に初出馬)の場合は、「政治信念と達成したいことが明確に自分の言葉で発信されている」のであれば、それでいいのかな、と思う。
逆に、当選経験がある現職議員などが出馬する場合は、「質問主意書の提出件数」や「議員立法の提案参加件数」など「当選後、どんな活動をしてきたのか」とチェックするべきだろう。

私たちは、とかく、マスメディアの報道内容や著名人が持つイメージに流されて投票行動をとってしまいがちであるが、新人議員なら「政治信念ややりたいこと、熱意は明確か」を、現職議員であれば「当選後の活動内容はどうか」をチェックして、それらを参考に投票行動をとるべきであろう。

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