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2010年5月4日付の毎日新聞(電子版)が
「シニアカー:事故ご用心 歩行者に追突、加害者に」
という見出しの記事を紹介していた。
記事によると、
◇高齢者らの乗るハンドル型電動車いす(シニアカー)に63歳の男性が追突された
◇追突により右足に全治3カ月の重傷を負い後遺症が残った
◇63歳の男性は、運転していた77歳の男性に440万円の賠償を求め東京地裁に提訴した
◇77歳の男性はシニアカー用の損害保険に加入していた
◇しかし、シニアカーには自動車のような強制加入の自賠責保険はない
◇警察庁によると、シニアカーなどの電動車いすは道路交通法上、「歩行者」に分類
◇衝突事故があっても、交通事故ではないため加害例が把握できていない
◇東京消防庁によると、05年4月~08年末に都内だけで少なくとも7件の加害例がある
◇損保大手6社はシニアカー運転者を対象とする保険を取り扱っているが加入率や支払件数は明らかにしていない
◇運転者の危機意識は低く、未加入者が多い
◇電動車いすは操作方法から、ハンドル型とジョイスティック型に大別される
◇電動車いすは、大きさ(長さ120センチ、幅70センチ、高さ109センチ以内)、最高速度時速6キロ未満などの基準がある
◇運転免許は不要で、80年代に商品化され、業界団体08年までに40万台が出荷された
という。
確かに、健常者である私たちも、電動車に対する危機意識は少ない。
電動車が走っている姿を見かけても、速度が遅いから、とても「危険な乗り物」とは思わない。
ただ、今回、裁判になった事故は「歩道が下り坂」になっていて、ブレーキが利かず、信号待ちをしていた歩行者に追突した。
追突となると、時速6キロとはいえ、車体重量が100キロを超えるので、衝撃重量は相当重くなる。
また、ひとたび、人の上に電動車が乗っかってしまうと、運転者も身体が不自由か、あるいは体力のないお年寄りであることから、周りの人の手を借りなければ、追突した人を助け出すこともできない。
損害保険屋さんの「宣伝」のように聞こえてしまうかもしれないが(笑)、確かに「もしも」を考えると「電動車に乗る人は保険に加入しておくこと」が必要なことである気がする。
それにしても、これまでに40万台出荷されている電動車であるが、いったいどのぐらいの事故例があるのだろう。
「道交法的には交通事故」でないことから、警察では実数が把握できないらしいから、業界団体である「電動車いす安全普及協会」や救急車の出動要請により事故件数が把握できそうな消防署の協力を得て、経済産業省あたりが実態調査をまずはすべきではないかと思う。
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