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2009年12月に講師として登壇する予定となっている講習会の主催者から「机の配置」や「資料」「備品」など「事前準備の段取り」について問い合わせが来た。
仕事柄、15人~40人規模の講習会講師を担当するケースが多いが、経験則上、「講習会がうまくいく方法」のひとつに「机の配置方法」がある。

一般的に、講習会における「机の配置方法」は、
・「教室形式」での配置
・「コの字型」での配置
・「グループ毎」での配置
がある。
グループ討論やロールプレイが講習内容に入っているときは、机を並びかえたりする手間暇を考えて「グループ毎の配置」にしておくケースが多い。

しかし、「講師の説明の比率が高い講習会」であるならば、断然、
『コの字型配置』
にした方が、講習会が成功する確率が高い。
つまり、
「受講者からの質問がよく出る」
「受講者が寝ない」
「講習会が複数日数ある場合は、宿題の実施率が高い」
「受講者が内職をしない」
「無反応無表情の受講者が減る」
などの状態になるのだ。

机の「コの字型配置」が成功する理由は、おそらく、
・他の受講者の反応が分かる
・「自分だけがわからない」と思って黙ってしまうことが少なくなる
(質問をしやすい環境になる)
・「教室形式」だと「講習内容に興味がわかない」と寝やすく、内職をしやすい
・「コの字」の中に入って話をすると「先生と生徒」という主従関係が低くなる
(講師と受講者が対等に近くなるので、相互のコミュニケーションが図りやすくなり、受講生と対峙した関係になりにくい)
・受講者同士のコミュニケーションが高まり、理解度と課題解決能力が上がる
などが考えられる。

私は「教育学のプロ」ではないので、「コの字型の効用」を実証試験した訳ではないので、あくまでも「経験則」であるが、おおよそ、一般的に言える現象で、あながち間違っていない分析ではないだろうか。
社内講習会等で「講師」を突然上司や教育担当部署から指名され、普段慣れない「にわか講師」をされる方も多いと思うが、ぜひ、試してみるといい結果を生むのではないかと思う。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ150号より)

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