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「働く人の平均時給2228円 09年、14年ぶり低水準」
2010年4月18日付の朝日新聞(電子版)の見出し)
第一生命研究所の調査によると「2009年の働く人の平均時給は前年より35円少ない2228円で、1995年以来14年ぶりの低水準だった」という。
低水準の要因は、
◇2008年以降の不況で製造業などの残業時間が減少した
◇不況により時間当たりの賃金が抑えられた
ことが理由だと言う。
時給に関して、働く人全体(勤労者全体)の特徴としては、
◇直近のピーク:2001年の2328円
◇8年間で100円下がった
◇2001年以降で上昇したのは2006年~2008年にかけてで計10円
◇賃金抑制は、非正規社員の雇い止めから正社員の年功カーブ、賞与カットへ向かった
ということが言えるらしい。
第一生命研究所の総評では、
☆今年は賞与の回復が見込まれるので、大幅な自給減少には歯止めがかかる
☆賃金体系が元に戻ることは難しく、賃金デフレからの脱却は当面難しい
としているが、素人目にみても、その分析は当たっているだろうな、と思う。
ただ、この調査データで「あれ?」と思ったのが、「職業・男女別の高時給職業」として、
1位:大学教授・男性 5985円
2位:医師・男性 5708円
3位:パイロット・男性 5608円
4位:公認会計士、税理士・男性 4961円
と発表されていると言う。
私は、よく「転職市場の給与」をチェックすることがあるが、意外なのは「1位の大学教授」だ。
転職市場でよく見かける「大学教授の年俸」は800万~1200万円程度であり、医師やパイロットに比較して高額年俸ではない。
また、4位の「公認会計士、税理士」についても、外資系企業や監査法人に勤務する方は高額年俸であるが、独立開業、あるいは、俗に言う「居候公認会計士、税理士」は、年収にして600万円前後の人も珍しくない。
したがって、この調査は、「職業ごとの年収格差をひっくるめた平均値である」、あるいは、その職業の中でも「年収が高い額で安定している人のデータである」と言えるのではないだろうか。
ちなみに、NHKのBSで「ハーバード大学の講義」を放送しているが、そこで紹介された数字によると、世界一の大金持ちであるビルゲイツ氏の時給を計算すると「150ドル」になるという。
ただ、この「150ドル」は1時間ではなく、「1秒当たり」。
つまり、損得だけで考えれば「通勤途上に道端で1万円札を見つけても拾う価値がない」ということになる。
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