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明日からプロ野球のパリーグが開幕する。
以前は「4月になってから開幕」だったから「春分の日近辺の開幕」は相当早く感じる。
試合数の増加とクライマックスシリーズの関係があり、どうしても開幕日が早まってしまうのだろう。
開幕日が早まると「オープン戦」が少ない。
したがって、スロースターターな選手やオープン戦で色々と試してみたかった選手にとっては「調整期間が短くてやりづらい」と感じているのではないだろうか。
「調整期間の短縮」は「新監督にとっても影響が出ている」と思う。
例えば、2006年~Bクラスが定着してしまった横浜ベイスターズは「アナライジングベースボール(分析野球)」を掲げる尾花高夫監督が今年から就任した。
尾花監督の目指す「アナライジングベースボール」は「野村克也監督のID野球の流れ」を汲んだ進化版である。
つまり「頭とデータを使った緻密な野球」であり「選手の経験と勘、能力だけに頼っていては勝てない」という考え方だ。
この考え方により、横浜の野球は、
◇ミーティングでは具体的な数字を挙げて説明する
◇相手打者や相手投手の攻め方を、データを通じて徹底的に教え込むようになった
◇試合で出すサインの数は前年比5倍増になった
◇プロセスを重要視して管理していれば、結果はついてくる
というような考え方や態勢に変わったのだと言う。
しかし、オープン戦では、まだその結果はあまり出ていない。
結果から振り返ると、前回日本一になった1998年は権藤博監督が率いていた。
権藤監督は尾花監督が目指す野球と対極的な野球だ。
つまり「選手の自主性を尊重した野球」である。
逆に結果があまり出なかった権藤監督退任後の2001年以降は、森監督、山下監督、牛島監督、大矢監督(2次)が監督を務めているが、森監督や牛島監督など「理論派」と呼ばれる監督が就任しているが結果が出ていない。
ちなみに、森監督も牛島監督も就任1年目は「Aクラス」という結果を出しているが、その後は低迷して最後は監督の職を追われるように退任している。
個人的には「組織論の観点から見たら、各自が役割を認識し、データに基づく最善のプレーを実施し、振り返って戦略・戦術を練り直していくこと」ができるチーム作りを目指す尾花監督の野球を支持したい。
横浜のオーナー陣も、そういった野球を目指したいからこそ「理論派の尾花監督」を招へいしたのだと思いたい。
ただ、「選手の能力や感性、自主性」主体の野球を数年来やってきた横浜にとって「尾花野球の真の定着」には時間がかかるだろう。
つまりファンやオーナーは「勝星、順位といった結果」だけでなく「防御率や失点、残塁数」「状況に応じた理にかなった攻撃や守備」といった「尾花監督が目指す野球のプロセスの結果を評価」した見方をして「尾花野球の浸透、成長を評価」していくべきなのだろう。
要は「組織の体質改善による継続的な発展を望む」のなら「結果に繋がる目指すべきプロセスは達成しているか、そして改善点は何か」をファンやオーナーは辛抱強く見守ることが必要なのである。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ168号より)
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