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日本時間の2月14日に行われたバンクーバー五輪のフリースタイルスキー・モーグル女子決勝で上村愛子選手は4位になり、またもや表彰台に手が届かなかった。
競技後のインタビューで上村選手自身も触れていたが、高校3年生だった初出場の長野五輪が7位、ソルトレークシティ五輪が6位、トリノ五輪が5位だから、結果的には「一歩一歩階段を上がってきた」状態だ。
「上村選手の最高のパフォーマンスができたんだから、結果は関係ない」と言う人が多いが、素人的には“表彰台にあがらせてあげたかったなぁ”と思う。

これまた、素人発言だが、上村選手は「先駆者」になってしまった。
つまり、W杯で5連勝した2007-2008年シーズンに、ラハテラコーチ仕込みの男子並みの「カービングターン」を武器に連戦連勝しまくって年間優勝を果たした。
すると、今回銀メダルに輝いたカナダのハイル選手や金メダルを獲得したカーニー選手らが従来型のスライドさせるターンから上村選手のようなカービングターンに切り替え、スピードが向上してしまい上村選手は勝てなくなった。
カービングターンのマスターにより上村選手は「女子モーグル界の革命児」とはなったが、五輪でのメダル獲得を考えたら、他の選手が技を習得する前に五輪が開催されて欲しかったと思う。

それから、バンクーバー五輪やスキーと言えば「リュージュの公開練習での21歳のグルジア選手の死亡事故」と「キロロスキー場での死亡事故」のニュースはショッキングだった。

「リュージュ」については、国際リュージュ連盟は「事故はクマリタシビリ選手の人為的な過失」という見解を出し、バンクーバー五輪の大会実行委員会も「コース自体に不具合はない」と発表していた。
ただ、事故シーンの映像を見たが「ソリから投げ出された」ことは「選手自身の技術的ミス」ではあるが「コース外の鉄柱に頭部を打ち付けられた」ことは、事故の箇所がコース後半の最もスピードが出る場所(時速約150Km/h)であることを考えれば、事故後に改善されたようにコースのヘリを削りくぼみを作っておくとか、壁を設け支柱に激突しない工夫をするなどの配慮はコース設計時点で必要だったのではないかと思う。

「キロロスキー場」の事故は、2月14日に北海道のキロロスノーワールドの中級コースでで名古屋の67歳の男性と藤沢の53歳の男性が衝突し、名古屋の男性は死亡、53歳の男性は頭がい骨骨折で重傷だという。
事故の詳細は、まだ報道されていないが、この週末に岩手の安比スキー場で滑っていた経験からすると、
・中高年のスキーヤーが多い
(中高年は経済的に余裕があるし、これからも中高年スキーヤー人口は増加する)
・コース外を滑走する人が多い
・混雑するコースのバーンで高速で滑走し、ジャンプをする人が多い
といった点が特徴的だった。

つまり、私自身も中年であるが、歳をとると「周りに対する注意力が欠如する」する。
また、ボーダーやスキーヤーでもコース外に飛び出す人や前方を滑っている人の脇をすり抜けられると高速で突っ込むと、前方を滑っている人が想定外の滑りをして衝突することがある。
スピードが低速であれば、衝突しても大きなけがにほとんどならないが、高速同士で衝突するとその衝撃は計り知れない。
スキー場は「リフトやゴンドラの運行管理」するのが本業ではあるが、今後はより一層の「コースの見回り」や「マナー違反者」への注意喚起をもっと実施していくべきなのだろう。

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