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最近の若者気質として「さとり世代」という人たちが増えてきているという。
ITジャーナリストの井上トシユキ氏によると「さとり世代」とは、
・無駄なエネルギーを使わない若者の総称
・30代半ば以下の年代に多くみられる
・草食系に通じるところがある
・堅実な生き方を好む
・まじめに本を読んだりして勉強もしている
という特徴があるという。

最近の若者気質を分析した「欲しがらない若者たち(山岡拓著 日本経済新聞社刊)」では、昨今の若者の特徴を、
「モノをもつことにこだわらない」
「遠くへ出かけるより自宅周辺で余暇を楽しむ」
「人間関係を大切にするが恋愛にはクール」
「倹約で堅実」
「落ち着いた伝統文化を好む」
「大所高所からものを見るのを好まない」
と各調査結果から分析している。

確かに、母校の大学生や仕事を通じて知り合った若者と話をしてみると、
・スキーやスノボなどウインタースポーツをあまりしない
・クルマを欲しがらない
・酒を飲まない
・ブランド服を欲しがらない
・旅行もしない
といった人が増えている気がする。

このようにイマドキの若者気質を「さとり世代」と言ってしまえば、若者達から、
「欲しくないのではなくお金がないだけ」
「もの心ついたときから日本は不景気だった」
「身の丈に合った幸せがある」
「高望みしてもできること、叶えられることは知れている」
と言われてしまうかもしれない。

この「諦観」したものの見方は「冷静」かつ「堅実」であり、まさに「悟りの境地に達した“さとり世代”」と言うことができるだろう。
ただ、無茶をしたり、夢を見たり、“あれが欲しいこれも欲しい”と欲を持つから、世の中が活性化し、活力ある日本社会が形成されてきたのだと思う。
したがって、これからの日本は「消費による内需拡大という経済的活性化」はあまり期待できないと考える。

こういった現状を踏まえて
「われわれはどういう日本を創っていったらいいのか」
をもっと真剣に議論して、政治にそれを託していくべきなのだろう。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ163号より)

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