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2010年2月1日に行われた日本相撲協会理事選挙で貴乃花親方が10票を獲得して理事に当選した。
1月に貴乃花親方が所属していた二所ノ関一門を離脱した時に行動を共にした親方は貴乃花親方を含めて7人。
つまり、一門を離脱して行動を共にした親方以外に3票が貴乃花親方に投票されたのだ。
メディアの情報では、二所ノ関一門から1票、立浪一門から2票が流れたとなっている。
「タラレバ」の話で恐縮であるが、立浪一門からは当選した友綱親方と落選した大島親方(8票)が立候補していたから、貴乃花に流れたとみられる2票のうち、立浪一門の1票が貴乃花親方に流れずに大島親方に残っていたら、貴乃花親方と大島親方は「9票」で並び、決選投票になっていたはずだ。
個人的には、「決選投票」を期待していた。
「決選投票」の場合は、一門間の事前の締め付けが時間的制約から十分に行われないだろうから、全評議員111票が自由投票となり、評議員が「改革」を求めているのか、「旧体制」(年功序列で理事を一門ごとに振り分けて選出する方式)を求めているのかが分かるのではないか、と思ったのだ。
世間では、貴乃花親方の理事当選を「歓迎」する向きだし、私も「年功序列」「一門による票割り」を打破した今回の貴乃花親方の当選は、評価すべきものだと思う。
一般企業でも、政治の世界でもそうであるが「おとなしくじっとガマンしていればそこそこの要職に就ける」と考えるようになっては、行動が必ず内向きになる。
つまり「顧客志向」よりも「身内の論理」「組織内での立場」が優先されるようになってしまうのだ。
だから、「これはおかしい」とか「変えるべき」点があっても、「声を上げたら損だ」と黙ってしまうのだ。
したがって、「組織の常識、世間の非常識」となってどんどん世間と認識にズレが生じてきてしまうのだ。
このような点で、貴乃花親方の今回の理事当選は相撲協会にとって大きな意義がある。
ただ、貴乃花親方は、役員待遇として審判部副部長をかつて任されていたが、武蔵川理事長が取り組んでいた「立ち合い改革」(ちゃんと両手を土俵についてから相撲を取る)に対して、「互いの息が合っていれば必ずしも両手を土俵に付ける必要はない」と独自の理論を展開していた。
要は、役員としての役割をきちんと今まで果たしてきたか、というと疑問符が残る。
また、貴乃花親方が掲げる「相撲の学校教育への導入」や「行司・床山さんなど職員の給与改革」などさまざまな改革案は、よいアイディアではあるが、断片的に聞こえてくるだけで、具体的な方法論や計画、プロセスなどはきちんと説明されていない。
理事就任の記者会見で、貴乃花親方は「武蔵川理事長の方針に従って職務を全うしたい」というような挨拶をしていた。
「理事となるプロセス」に風穴を明けただけでは、まだまだ「改革」までの道のりは険しい。
貴乃花親方が、世間が期待する「相撲改革」を実現するために、いろいろな「改革案」を打ち出すのであれば、マスメディアを含め、世間は支持するはずだ。
「貴乃花親方の説明力」が「改革」のカギを握っていると思う。
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つまり、一門を離脱して行動を共にした親方以外に3票が貴乃花親方に投票されたのだ。
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「タラレバ」の話で恐縮であるが、立浪一門からは当選した友綱親方と落選した大島親方(8票)が立候補していたから、貴乃花に流れたとみられる2票のうち、立浪一門の1票が貴乃花親方に流れずに大島親方に残っていたら、貴乃花親方と大島親方は「9票」で並び、決選投票になっていたはずだ。
個人的には、「決選投票」を期待していた。
「決選投票」の場合は、一門間の事前の締め付けが時間的制約から十分に行われないだろうから、全評議員111票が自由投票となり、評議員が「改革」を求めているのか、「旧体制」(年功序列で理事を一門ごとに振り分けて選出する方式)を求めているのかが分かるのではないか、と思ったのだ。
世間では、貴乃花親方の理事当選を「歓迎」する向きだし、私も「年功序列」「一門による票割り」を打破した今回の貴乃花親方の当選は、評価すべきものだと思う。
一般企業でも、政治の世界でもそうであるが「おとなしくじっとガマンしていればそこそこの要職に就ける」と考えるようになっては、行動が必ず内向きになる。
つまり「顧客志向」よりも「身内の論理」「組織内での立場」が優先されるようになってしまうのだ。
だから、「これはおかしい」とか「変えるべき」点があっても、「声を上げたら損だ」と黙ってしまうのだ。
したがって、「組織の常識、世間の非常識」となってどんどん世間と認識にズレが生じてきてしまうのだ。
このような点で、貴乃花親方の今回の理事当選は相撲協会にとって大きな意義がある。
ただ、貴乃花親方は、役員待遇として審判部副部長をかつて任されていたが、武蔵川理事長が取り組んでいた「立ち合い改革」(ちゃんと両手を土俵についてから相撲を取る)に対して、「互いの息が合っていれば必ずしも両手を土俵に付ける必要はない」と独自の理論を展開していた。
要は、役員としての役割をきちんと今まで果たしてきたか、というと疑問符が残る。
また、貴乃花親方が掲げる「相撲の学校教育への導入」や「行司・床山さんなど職員の給与改革」などさまざまな改革案は、よいアイディアではあるが、断片的に聞こえてくるだけで、具体的な方法論や計画、プロセスなどはきちんと説明されていない。
理事就任の記者会見で、貴乃花親方は「武蔵川理事長の方針に従って職務を全うしたい」というような挨拶をしていた。
「理事となるプロセス」に風穴を明けただけでは、まだまだ「改革」までの道のりは険しい。
貴乃花親方が、世間が期待する「相撲改革」を実現するために、いろいろな「改革案」を打ち出すのであれば、マスメディアを含め、世間は支持するはずだ。
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