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2010年1月25日の日本野球機構(NPB)の審判部合同会議で今シーズンから「カウントのコールが国際大会ルール方式に変更」することが決まったという。
日本の野球をご存知の方なら誰しも知っているように、日本では、ストライクが先にコールされ、ボールは後だ。
例えば、ストライクが1つ、ボールが3つであれば、「ワンストライク スリーボール」とコールされる。
これが、国際ルール(要はアメリカ式)では「スリーボール ワンストライク」となる。
同じく、球場やテレビ画面でのカウント表示も、「ストライクが1つ、ボールが3つ、アウトが2つ」なら、
日本なら「1-3-2」、国際ルールなら「3-1-2」となっている。
NPBの審判部の井野修審判部長によると、「国際大会が増えてきたので、変更するいい機会」旨のコメントを述べたというが、「国際大会」を視野に入れるのであれば日本式のコールは現状「ローカルルール」と言わざるを得ず、私は変更することには賛成である。
私はクロスボウ(ボウガン)という射撃スポーツを学生時代にやっていて、世界選手権など国際大会に出場したこともあるが、「そのスポーツ界の世界での日本の位置づけ」を考えた場合、「国際ルールに合わせた国内ルールの変更」は必須条件であることを実感している。
ただ、「懐古主義」や「民族主義」と言うわけではないが、「アウトカウントを増やすことがベースボール」という概念でベースボールが仮に成り立っているとするならば、「ストライク3つで1アウト」となるわけだから、「ストライクを先にコールすること」の方が理にかなっている気がする。
「なぜ、アメリカではボールのコールが先になったのか」を確認し、「国際会議でも日本式コールの正当性を主張すべきではないのか」と思う。
せっかく、WBC(ワールドベースボールクラシック)で2大会連続世界一に輝いているのだから、主張するいい機会だったと思う。
「カウントのコール」については、ノンフィクション作家の佐山和夫氏が「野球とアンパン」(講談社現代新書)で、
『「打つスポーツ」(アメリカ)と見るか「守りのスポーツ」(日本)と見るかの違い』
と説いている。
つまり、『打つゲームと見るなら、「今打者はどれだけ打ちやすい条件にあるか」が大事なのでボールを先にコールし、守りのゲームと見るなら、「どれほどよく守っているか」なので守りに傾いた頭はストライク先行のコールが受け入れやすい』というのだ。
基本的には、私は佐山氏の「打つスポーツなのか守るスポーツなのか」の仮説に同意する。
ただ、「打つスポーツ(アメリカ)」の解釈については、少し違う。
佐山氏は「打つスポーツ」の場合は「今打者がどれだけ打ちやすい条件にあるか」と説明しているが、私は「フォアボールもヒットも同じ(フォアボール=ヒット)」という「結果論から捉える欧米的合理性」が根底にあるのではないかと思う。
つまり「ボールカウントがあといくつでヒットになっちゃいますよ」(打つ(攻撃)するスポーツ)と捉えるか、「ストライクカウントがあといくつで1アウトとなりますよ」(守るスポーツ)と捉えるかの違いではないかと思う。
それにしても、このNPB(日本プロ野球機構)の変更に社会人野球や高校、大学、あるいは少年野球はどう対応していくのだろうか?
「国際大会での日本の活躍や国際舞台での日本の立場」を強くするのであるならば、この変更はプロ野球以外でも進めるべきだ。
この辺が「日本サッカー協会」を頂点としたきちんとした階層構造(ヒエラルキー)が存在し、一気にルール変更などトップが決めた方針を周知徹底できるシステムになっているするサッカー界とそうでない野球界の違いなのだろう。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ161号より)
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日本の野球をご存知の方なら誰しも知っているように、日本では、ストライクが先にコールされ、ボールは後だ。
例えば、ストライクが1つ、ボールが3つであれば、「ワンストライク スリーボール」とコールされる。
これが、国際ルール(要はアメリカ式)では「スリーボール ワンストライク」となる。
同じく、球場やテレビ画面でのカウント表示も、「ストライクが1つ、ボールが3つ、アウトが2つ」なら、
日本なら「1-3-2」、国際ルールなら「3-1-2」となっている。
NPBの審判部の井野修審判部長によると、「国際大会が増えてきたので、変更するいい機会」旨のコメントを述べたというが、「国際大会」を視野に入れるのであれば日本式のコールは現状「ローカルルール」と言わざるを得ず、私は変更することには賛成である。
私はクロスボウ(ボウガン)という射撃スポーツを学生時代にやっていて、世界選手権など国際大会に出場したこともあるが、「そのスポーツ界の世界での日本の位置づけ」を考えた場合、「国際ルールに合わせた国内ルールの変更」は必須条件であることを実感している。
ただ、「懐古主義」や「民族主義」と言うわけではないが、「アウトカウントを増やすことがベースボール」という概念でベースボールが仮に成り立っているとするならば、「ストライク3つで1アウト」となるわけだから、「ストライクを先にコールすること」の方が理にかなっている気がする。
「なぜ、アメリカではボールのコールが先になったのか」を確認し、「国際会議でも日本式コールの正当性を主張すべきではないのか」と思う。
せっかく、WBC(ワールドベースボールクラシック)で2大会連続世界一に輝いているのだから、主張するいい機会だったと思う。
「カウントのコール」については、ノンフィクション作家の佐山和夫氏が「野球とアンパン」(講談社現代新書)で、
『「打つスポーツ」(アメリカ)と見るか「守りのスポーツ」(日本)と見るかの違い』
と説いている。
つまり、『打つゲームと見るなら、「今打者はどれだけ打ちやすい条件にあるか」が大事なのでボールを先にコールし、守りのゲームと見るなら、「どれほどよく守っているか」なので守りに傾いた頭はストライク先行のコールが受け入れやすい』というのだ。
基本的には、私は佐山氏の「打つスポーツなのか守るスポーツなのか」の仮説に同意する。
ただ、「打つスポーツ(アメリカ)」の解釈については、少し違う。
佐山氏は「打つスポーツ」の場合は「今打者がどれだけ打ちやすい条件にあるか」と説明しているが、私は「フォアボールもヒットも同じ(フォアボール=ヒット)」という「結果論から捉える欧米的合理性」が根底にあるのではないかと思う。
つまり「ボールカウントがあといくつでヒットになっちゃいますよ」(打つ(攻撃)するスポーツ)と捉えるか、「ストライクカウントがあといくつで1アウトとなりますよ」(守るスポーツ)と捉えるかの違いではないかと思う。
それにしても、このNPB(日本プロ野球機構)の変更に社会人野球や高校、大学、あるいは少年野球はどう対応していくのだろうか?
「国際大会での日本の活躍や国際舞台での日本の立場」を強くするのであるならば、この変更はプロ野球以外でも進めるべきだ。
この辺が「日本サッカー協会」を頂点としたきちんとした階層構造(ヒエラルキー)が存在し、一気にルール変更などトップが決めた方針を周知徹底できるシステムになっているするサッカー界とそうでない野球界の違いなのだろう。
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