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2010年1月30日付の共同通信がアメリカのコロラド州アスペンで開催された「冬季Xゲーム」のスノーボードのスーパーパイプ男子決勝で、バンクーバー五輪ハーフパイプ(HP)代表の国母和宏(東海大)が91・00点で3位に入ったことを伝えていた。
五輪前のスノーボードのマスメディアの報道と言えば、前回のトリノ五輪の直前に開催されたワールドカップを思い出す。
確か、私の記憶では国母選手だったと思うが、五輪前のワールドカップで優勝した。
その結果から、多くのマスメディアは「日本はトリノ五輪でメダルが期待できる」と言う論調で報道していた。
しかし、トリノ五輪でのハーフパイプ種目の日本選手はメダルゼロ。
しかも、ワールドカップで上位結果を出していた選手の予選落ちもあった。
もちろん、「試合」は「やってみなければわからない水もの」だし、「高得点を得るために成功確率の低い大技を一か八か」で挑むわけだから、五輪で結果が出るか出ないかは「時の運」的な面もあるので、結果は、仕方がない。
ただ、問題だと思うのは、マスメディアの報道である。
前記したように、メディアは「トリノ五輪でのメダルが期待できます」=「日本選手は強い」と世間に「日本選手は好調」という印象付けをしているのだ。
しかし、
・このワールドカップにはアメリカの有力選手が全く出ていない
・ワールドカップ出場を重視していた日本選手のワールドカップランキングが上位になるのは当然
ということをメディアは、殆ど報じていないのだ。
まるで、第2次世界大戦の「大本営発表」と同じである。
新聞やテレビは、限られた紙面、短い放送時間の中で「要点を的確に伝え、視聴者の関心を惹かなければならない」という報道特性はあると思うが、それにしても、この報道を目にしたときに「多くの視聴者は“日本選手は五輪でメダルが狙える”と勘違いするだろうな」と心配した。
だから、前回五輪で「フィギュアスケート女子の荒川静香選手の金メダル1個」と言う結果に多くの日本人ががっかりしたのだ。
今回の「国母選手の活躍」は、「冬季Xゲーム」というアメリカのケーブルテレビが主催する賞金総額100万ドル(約9千万円)の大会での活躍(3位入賞)なので、真に「好調」と言えるだろう。
なぜなら、この「冬季Xゲーム」には、アメリカの有力選手が殆ど出場した試合であるし、国母選手の演技の内容も、世界では数人しかできない大技を決めているからだ。
メディアは、読者や視聴者が食いつきやすい伝え方をするのはある程度仕方がないが、「事実」(有力選手の出場有無、演技内容の難易度や出来栄え)も報道機関の使命・モラルとして伝えるべきだろう。
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五輪前のスノーボードのマスメディアの報道と言えば、前回のトリノ五輪の直前に開催されたワールドカップを思い出す。
確か、私の記憶では国母選手だったと思うが、五輪前のワールドカップで優勝した。
その結果から、多くのマスメディアは「日本はトリノ五輪でメダルが期待できる」と言う論調で報道していた。
しかし、トリノ五輪でのハーフパイプ種目の日本選手はメダルゼロ。
しかも、ワールドカップで上位結果を出していた選手の予選落ちもあった。
もちろん、「試合」は「やってみなければわからない水もの」だし、「高得点を得るために成功確率の低い大技を一か八か」で挑むわけだから、五輪で結果が出るか出ないかは「時の運」的な面もあるので、結果は、仕方がない。
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しかし、
・このワールドカップにはアメリカの有力選手が全く出ていない
・ワールドカップ出場を重視していた日本選手のワールドカップランキングが上位になるのは当然
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まるで、第2次世界大戦の「大本営発表」と同じである。
新聞やテレビは、限られた紙面、短い放送時間の中で「要点を的確に伝え、視聴者の関心を惹かなければならない」という報道特性はあると思うが、それにしても、この報道を目にしたときに「多くの視聴者は“日本選手は五輪でメダルが狙える”と勘違いするだろうな」と心配した。
だから、前回五輪で「フィギュアスケート女子の荒川静香選手の金メダル1個」と言う結果に多くの日本人ががっかりしたのだ。
今回の「国母選手の活躍」は、「冬季Xゲーム」というアメリカのケーブルテレビが主催する賞金総額100万ドル(約9千万円)の大会での活躍(3位入賞)なので、真に「好調」と言えるだろう。
なぜなら、この「冬季Xゲーム」には、アメリカの有力選手が殆ど出場した試合であるし、国母選手の演技の内容も、世界では数人しかできない大技を決めているからだ。
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