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2010年1月28日に日本相撲協会は理事会を開催し、初場所中に泥酔暴行事件を引き起こした横綱・朝青龍について、親方の高砂親方を糾弾し、武蔵川理事長は激怒したという。

武蔵川理事長激怒の理由は、
・暴行相手が個人マネージャーではなかった
・「示談した」と高砂親方は説明したが、示談は成立していなかった
と高砂親方が、事実と違った報告をしていたからだ。

朝青龍関は、今回の「泥酔暴行事件」以外にも「サッカー騒動」や「立ち合い騒動」「いじめやしごき」「プロレス技騒動」「土俵上でのガッツポーズ騒動」「オリジナル手刀騒動」など数々の「騒動」を引き起こしている。

「日本人力士の不振」「時津風部屋で発生した力士死亡事件」などの影響もあり、「大相撲界の不人気・低迷」という背景の中で、朝青龍関は、そのたびに「朝青龍本人と親方に対する厳重注意」や「出場停止」という協会からの処分のみで、なんとか今までは済ませてきた。
また、社会的にも、「元々素行不良の朝青龍だから、しょうがない」と度重なる「騒動」に対して、全般的には寛容に捉える向きもあった。

しかし、今回の「場所中の泥酔暴行事件」は、そうはいかない気がする。
それは、
・世間の空気が「もう許されないだろう」という雰囲気になっている
・被害者が被害届を提出すれば、警察は動かざるを得ない
からだ。

私は、メディアやコメンテイターがよく使う「大相撲は国技」と言う表現は、賛同しがたいが(※両国国技館と「国技」という名称を使っているが、国が国技と認めた根拠はない)「横綱」という立場に関しては、他のスポーツの「ランキング1位」のような存在とは異なるものだと思っている。

例えば、ボクシングのランキングやテニスのランキングなら、ランキング対象試合の勝敗によってランキングが決まる。
要は「そのスポーツにおける成績」で順位づけされる。
しかし、「横綱」の場合は、単に強い(勝星が多いとか優勝するとか)だけでは「横綱」として理事会から推挙されないし、国民の支持も得られない。
つまり、強さだけでない「日常の振る舞い」や「人間性」「品格」「他の力士の模範的存在」などが備わって「横綱」という称号が得られるのだ。

だからこそ、横綱は「成績不振で負け越し(実際は調子が悪いと休場するが)」しても、その地位から陥落することはないのだ。
他のスポーツの「ランキング」であれば、試合で負けが混めば当然、ランキングも下がるが、大相撲ではそれがない。
したがって、『横綱』とは、世間から「横綱らしくない成績」や「横綱として過ちを犯した行動をとった」と評価されていると悟れば、『自ら出処進退を判断し、退くべき立場』の人なのだ。

朝青龍関は、「協会の処分待ち」という立場をとっているようであるが、こうも騒動が度重なると、「相撲界」や「横綱」の価値を多大に下げてしまったと言ってもいいだろう。
つまり、自らで「今がその潮時」と悟るべきである。
協会に処分されてその身を追われるより、自ら判断して「男を上げる」べきではないだろうか。

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