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2010年1月14日の時事通信によれば、東京急行電鉄(東急)は、日本航空株式の売却に伴い90億円の損失を出したという。
記事では、
・2010年3月期決算で90億円の特別損失を計上する
・日航が経営危機に陥ったのに伴い全保有株式を手放した
・90億円の特別損失により連結純利益予想は100億円(当初予想から50億円下方修正)
・東急は旧日本エアシステム(JAS)の親会社だった
・2002年に日航がJASと経営統合したのを機に日航株を取得
(2009年9月末時点で、普通株を8042万8000株(持株比率2.94%)を保有する筆頭株主だった)
と言うことを報じていた。
「90億円の特別損失」を出しても連結純利益予想は当初予測から「50億円下方修正」ということだから、今期は当初予測より「140億円」程度の連結純利益が「日航株問題」さえなかったなら達成していたことになる。
東急グループは、百貨店やホテルなどを抱える巨大複合企業であるが、際立った業績向上を耳にしていない。
実際に買い物をしたり、泊まってみればわかるが、東急百貨店に行くと隣接する百貨店に比較して閑古鳥だり、閑古鳥のせいなのか、品揃えも悪い。
宿泊施設も駅周辺と立地は良いが、施設はかなり古くなってきており、同価格帯の新しいホテルに軍配が上がってしまう。
つまり、グループ内各企業は、なんらかのテコ入れをしないとジリ貧傾向がある。
その為なのか、東急グループは、どんどん「採算の悪い子会社の売却」を推し進めているようだ。
要は「事業規模の縮小&高利益追求」体質路線を取っているようなのだ。
例えば、私の住む札幌では「札幌東急ストア」という東急電鉄が株を持つ会社(以前は東急の連結子会社で、2006年3月からは東急ストアの連結子会社)があったが、2009年10月に地場の巨大スーパー(東証一部のアークス)に株式を売却(現在は東光ストア※となっている)している。
(※ややこしいのは、東急ストア自体の旧社名が東光ストアであったことだ。しかし、現在の東光ストアの由来は、東急の「東」と「光は東から昇る」の意味から付けられたらしい)
東急電鉄はグループを上げて、現在「経営の効率化」を促進させているようなので、いずれ、不採算の地方ホテルも閉店、あるいは、売却がどんどん進んでいくのだろう。
今回の「日航株大幅下落」は、これらの「経営効率化」で得た努力と利益を「一瞬で相当量をふっ飛ばす」ものだった。
「時価総額経営」が現在の主流であるが、株価の乱高下で「見た目の利益」はすぐに変動する。
野球に例えれば、「球団の年俸総額」と「球団の勝率」は必ずしも比例しない。
「価値500万」と烙印を押された選手でも「野村再生工場」により「価値2億」の選手より実績を上げることは間々ある。
なんだか「時価総額って企業実態を示した数字じゃないよな」と私は思ってしまうのである。
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