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(その3からのつづき)
「興味のない情報に対する日常の姿勢」
続いて「興味のない情報に対する姿勢」を考えてみたい。
人間は、年齢とともに普段必要と思われない情報を遮断してしまう傾向にある。
「くだらない」「つまらない」「私には関係ない」「覚えるだけ無駄」などと情報を遮断すればするほど、物事に対する認識力、理解力は発達しない。いわゆる「今までの経験のなかでしか判断ができなくなる」のである。


これは、ときとして「うちのお父さんは頑固だから」とか「うちのおじいちゃんは昔の無骨な日本男児だよね」として褒め称えられるケースもあるが、単に「自分が経験していない(または興味を持っていない)ことを理解できない」だけであることも多い。


では「どうすればいいのか?」ということになるが、日常生活で普段できることとしては、子供のときのように、世の中のいろんな事象に対して「なぜだろう」「どうしてだろう」と言う習慣をつけることだ。
かつて自分が興味を持っていたものに対して、最近関心がなくなっていたらヤバイ、と思った方がいい。
 
相手の言っていることが理解できなくなると、相手の立場を理解して伝える力も弱くなる。情報化社会だけに、ただでさえ情報が多く、「興味のある情報以外」は無意識のうちに排除してしまう傾向があるが、「どういうことだろう」「どのようなシステムで成り立っているのだろう」という好奇心が薄れないよう努力する必要がある。

恐ろしいことに、「興味がなくなればなくなるほど、いろんな社会的な事象を理解できなくなり、一見、異質なものを排除しようとする」ことになる。わかりやすく言えば、ヤンキー兄ちゃんが「はぁ、オメエの言ってる意味わかんねぇ」と言い、年長者が「今どきの若者は」と言う状態である。


想像力が欠け、ものごとが客観的かつ論理的に捉えられない人が世の中に増えると「感情で判断する」傾向になる。感情のみの判断が怖いのは、結果論重視で物事をとらえる傾向になり、結果にいたるプロセスや要因を見ることがおろそかになる点だ。

したがって、どんどん物事の本質をとらえることが希薄になってしまう。
つまり「ものごとを客観視できる人」を育てていくことは、組織を健全にマネジメントする上で重要な要素なのである。
(このシリーズおわり)
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ150号より)

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