【よかったらメルマガ読者登録お願いします♪】
(パソコンでアクセスしている方)
http://www.mag2.com/m/0000218071.html

(携帯でアクセスしている方)
http://mobile.mag2.com/mm/0000218071.html



2010年1月5日に2010年初の飛行機(JAL)に乗った。
すると「新聞配布の機内サービス」が廃止になっていた。

この日の座席は、いつも通り「出口付近の通路側」を指定したので、非常口近くの通路側が確保できた。
大方の乗客が座席に着いた頃、搭乗客が落ち着いたところで、目の前にいたフライトアテンダントさんに「日経と日刊スポーツをお願いできますか?」と聞く。
すると「申しわけございませんが、本日から機内での新聞配布は廃止になったんですよ」と申し訳なさそうに言われたのだ。

飛行機を降りた後に、ネットで調べると、
・2010年1月5日より、日本航空と全日空、スカイネットアジアが機内での新聞配布と予約電話の無料サービスを廃止
・これらのサービス廃止は「存亡を賭けた経費削減」の一環
・羽田発着の国内線では、北海道国際航空のみ新聞を配付
・今回の新聞配布中止で全日空は「1年で3億6000万円のコスト削減」となる
と出ていた。

私は、機内では毛布はほとんど使わず、ショッピングもしない人なので、「JALやANAのフライトアテンダント(キャビンアテンダント)さんから機内で受けるサービス」は「目に見えない安全面」のサービスと「飲み物配付」ぐらいになってしまった。

私は「ブログ」を書いているので、「機内での新聞配布」については、「ブログのネタ探し」で本当にお世話になったし、「ブログネタ」を書き留めるためにフライトアテンダントさんからペンとメモ帳をお借りしたりと、思い出がいっぱいある。
また、冬の便では、到着地空港の積雪により、滑走路の雪除去のために上空を長い時間旋回して待機していたり、出発空港へ引き返したりすることが多いので、「多くの種類の新聞が読める機内」では飽きることがなかった。

「機内サービス廃止初日」のこの日(1月5日)はたまたま、「日刊ゲンダイ」を持ち込んでいたので助かったが、天候の関係で搭乗から降機するまで予定時刻より1時間以上も掛ったので、あやうく「機内で退屈」するところだった。
天候の関係で遅れが出ているときは、座席ベルトを外せないことが多いので、棚に乗せたバックから本やパソコンを取り出すわけにもなかなか出来ない。
これからは、座席に座るときには、本とパソコンは事前にカバンから取り出しておかないとな、と思う。

それにしても、「新聞の配付サービス」を止めた分、フライトアテンダントさんは機内で何をするのだろう?
「まさか、新聞配付サービスを止めた時間については、機内をブラブラしています」としか「代替案」はないというのだろうか。
変な言い方であるが、航空運賃は「移動」「移動に対する安全」「機内での各種サービス」「搭乗に関する地上でのサービス」に対して払っており、それらを考えて「航空会社選び」をしている。
セコイ話に聞こえるかもしれないが、「代替サービス案」を考えずに、単に「新聞配布サービスを止めた」のであれば、「乗客に実施しないサービス分の人件費もカット」して欲しいと思う。

以前、本ブログで「ANAは“声をかけた人”のみに飲み物サービス」を実施しており、そのせいか「乗客がこれをして欲しいな」という仕草や視線などの「サイン」を「感じる力」「気づく力」が以前より弱くなった気がするというような話を書いたことがある。
きっと、今回の新聞配布サービス停止でさらに「乗客に明確に要求されない限り何もしない欧米的なサービスレベル」要は「かゆい所に手が届く昔ながらの日本的サービス」は薄れていくんだろうな、と思う。
【よかったらメルマガ読者登録お願いします♪】
(パソコンでアクセスしている方)
http://www.mag2.com/m/0000218071.html

(携帯でアクセスしている方)
http://mobile.mag2.com/mm/0000218071.html