【よかったらメルマガ読者登録お願いします♪】
(パソコンでアクセスしている方)
http://www.mag2.com/m/0000218071.html

(携帯でアクセスしている方)
http://mobile.mag2.com/mm/0000218071.html



2010年1月4日に観光庁長官に就任した元自治相官僚で、前大分フットボールクラブ(大分トリニータ)代表取締役の溝畑宏氏が「任期のある2年間のうちに年間の訪日外国人数を1000万人超にしたい」と年頭のあいさつで述べたという。

挨拶では、
・訪日外国人の大都市圏以外の受入体制の充実
(訪日外国人の7割は大都市圏を訪れている)
・観光庁は、各地域への助言を通じて地方の集客力を底上げする
・観光資源のブランド化を進める
・諸外国の特徴に合わせた日本の魅力を伝えていく
・海外への情報発信の費用対効果を検証する
・中国人観光客増対策として個人観光ビザの発行条件の緩和
などを対策として主張したという。

ひとつひとつの施策を見ていくと、さらなる具体策はまだ不明であるが、方向性としては、まったくその通りだと思う。
例えば、「ブランド化」については、外国人に「日本と言えば?」と聞けば、「フジヤマ」「キョウト」などと答えると思うが、同じように、外国人には知られていない名所旧跡を「ブランド化」していくことは重要だ。

また、「諸外国の特徴に合わせた魅力の発信」も、例えば、オーストラリアやニュージーランドのような南半球で、かつ、スキーやスノーボードを楽しむ習慣のある国は、最近ではあ、雪質の良いニセコやルスツにこぞって訪れている。
このように、諸外国の「ニーズ」を探り当てて、各国毎のニーズに合った情報発信は新たな観光客層の掘り起こしにもつながる。

また、パンフレットなど情報発信媒体の効果検証も、媒体を作ることや発信すること自体が目的化しているものもあるはずなので、「改善」と言う観点では重要だろう。

ただ、問題は「円高」という「日本の魅力以前に金銭面の問題」も訪日人数には大きな影響を与えるに違いない。
それにしても「2年間で300万人増」は並大抵のことをしていたら、達成は不可能である。
溝畑宏長官の手腕に注目したい。

【よかったらメルマガ読者登録お願いします♪】
(パソコンでアクセスしている方)
http://www.mag2.com/m/0000218071.html

(携帯でアクセスしている方)
http://mobile.mag2.com/mm/0000218071.html