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30代以下の方は、馴染みがない、あるいはご存じでない方が多いと思うが、水の江滝子さん(94歳)が2009年11月16日に亡くなっていたことが11月20日に各メディアから報道されていた。
http://www.youtube.com/watch?v=ipdxmdsZBew

40代以上の世代には、
1)「独占!女の60分」のメイン司会者(1975年~1987年)
あるいは、
2)「オールスター家族対抗歌合戦」の審査員
を務めていたころの水の江滝子さんのイメージが強いのではないだろうか。

あと、水の江滝子さんのエピソードを語る上で、外せない話題がある。
それは、2008年10月10日にロス市警の留置施設で自殺した「ロス疑惑」の三浦和義元社長が水の江さんの甥(実兄の子供が三浦和義氏)であったことだ。
当時は「三浦和義氏の顔立ちが水の江さんに似ていること」から「甥ではなく実の息子ではないか」とささやかれたこともあり、ワイドショーの格好のネタになっていた。
しかし、三浦和義氏の近親者ということで、世間の騒ぎが大きくなり、水の江さんは「芸能界」を引退(1989年)することになった。

それから、水の江さんの逝去による「お別れ会」などは故人の遺志により開かないのだという。
「故人の遺志」の背景は、水の江さんが78歳の「1993年」に先日亡くなった俳優の森繁久弥さんを葬儀委員長に芸能関係者ら約500人を集めた生前葬を行ったからだ。

個人的には、今まで「生前葬」というものに対して、「なんだかお葬式ごっこのような感じだなぁ」とその意義をあまり感じていなかった。
しかし、今回の水の江さんのケースを見ると、森繁さんは、水の江さんより年上であるが、
「その他の水の江さんと深い関係者の多くがすでに亡くなっている」
(例:鶴田浩二氏、近江敏郎氏、石原裕次郎氏など)
「芸能界で活躍していた現役時からすでに20年以上が経過している」
点を考えれば、お別れ会は開催せず、近親者のみで葬儀を執り行うのがいいのだろう、と実感した。

おそらく、実際にお別れ会を開催しても、直(じか)に水の江さんと関係のあった方は少ないだろうし、芸能界関係者も「義理」で出席する人が多く、寂しいものになる。
華やかな世界にいた人の最後が寂しいのは故人とって本当に気の毒な話だと思う。

「親族や友達が年老いていく」
「自分と関係の深かった人と長らく疎遠になっている」
ことが予想される場合、つまり、一般的には80代以降の葬儀は、「生前葬を元気な70代のうちにやっておき」実際に亡くなった後は「ひっそりと近親者で」がいいのかもしれない。

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