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ロンドンで開催されていた世界体操選手権女子個人総合で予選を7位で通過した鶴見虹子選手(17)が合計57・175点で銅メダルを獲得した。
また、種目別の段違い平行棒では、14・875をマークして銀メダルを獲得。
世界選手権と五輪を通じて日本の女子が個人総合と種目別でメダルを獲得したのは1966年ドルトムント世界選手権の池田敬子選手以来で、43年ぶり史上2人目の快挙だという。
それにしても、男子個人総合では、20歳の内村航平選手が昨年の北京五輪の銀メダルに続いて金メダルを獲得するし、すごいな、と思う。
ただ、個人総合で日本選手がメダルを獲得する訳もあるようだ。
それは「体操界の潮流が種目別を重視し、個人総合の重要性が低下する傾向」にあるからだ。
そのような傾向になった理由は、2006年から変更された採点方法にある。
それまでの「10点満点」「減点方式」の採点から「演技実施点」「演技価値点」の採点に変更されたことが影響している。
つまり、勝つためには、難度の高い技(現在はG難度まであるという)やそれらの連続技で点数を積み上げていく必要があるのだ。
そうなると、当然、男子であれば「6種目をまんべん無く高度な技を身に付けるように仕上げること」は今まで以上に至難である。
そこで、「スペシャリスト」と呼ばれるような「種目ごとの専門家」が生まれることになったのだ。
また、「選手と視聴者の意識の変化」もあるようだ。
つまり、先週からすれば「種目別のメダル」も「個人総合のメダル」も価値は一緒という考えだ。
したがって、6種目すべてをある程度のレベルに仕上げる必要がある「個人総合で勝つことを目指す」よりも「種目別での勝利」を目指す選手が増えているようなのだ。
そして、視聴者も「総合得点で競う総合よりも種目ごとの大技を観たい」という傾向が強く、そうなると、体操界では、体操競技をメディアに買ってもらうためには「種目別のワールドカップ」を開催する必要がある。
そのような世界的な意識の変化の中で日本(というか日本体操界)は、あくまでも「体操競技の花形はオールラウンダー」「強引な大技を連発し乱れるぐらいなら、難易度を下げてでも完成度の高い美しい演技」を重視する傾向がある。
そういった要因があって、結果として、内村選手や鶴見選手の「世界選手権での活躍」という結果が生まれたということも(活躍ぶりに水を差すようで申しわけないが)あるのかもしれない。
個人的には「オールラウンダー重視」「きれいな完成された技重視」という「日本体操界」の考えは、「体操競技の本質」であると思うから支持したい。
ただ、「メダル獲得競争」「体操競技のメディアを通じての人気向上」という戦略からは日本は遅れをとっているといわざるをえないであろう。
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また、種目別の段違い平行棒では、14・875をマークして銀メダルを獲得。
世界選手権と五輪を通じて日本の女子が個人総合と種目別でメダルを獲得したのは1966年ドルトムント世界選手権の池田敬子選手以来で、43年ぶり史上2人目の快挙だという。
それにしても、男子個人総合では、20歳の内村航平選手が昨年の北京五輪の銀メダルに続いて金メダルを獲得するし、すごいな、と思う。
ただ、個人総合で日本選手がメダルを獲得する訳もあるようだ。
それは「体操界の潮流が種目別を重視し、個人総合の重要性が低下する傾向」にあるからだ。
そのような傾向になった理由は、2006年から変更された採点方法にある。
それまでの「10点満点」「減点方式」の採点から「演技実施点」「演技価値点」の採点に変更されたことが影響している。
つまり、勝つためには、難度の高い技(現在はG難度まであるという)やそれらの連続技で点数を積み上げていく必要があるのだ。
そうなると、当然、男子であれば「6種目をまんべん無く高度な技を身に付けるように仕上げること」は今まで以上に至難である。
そこで、「スペシャリスト」と呼ばれるような「種目ごとの専門家」が生まれることになったのだ。
また、「選手と視聴者の意識の変化」もあるようだ。
つまり、先週からすれば「種目別のメダル」も「個人総合のメダル」も価値は一緒という考えだ。
したがって、6種目すべてをある程度のレベルに仕上げる必要がある「個人総合で勝つことを目指す」よりも「種目別での勝利」を目指す選手が増えているようなのだ。
そして、視聴者も「総合得点で競う総合よりも種目ごとの大技を観たい」という傾向が強く、そうなると、体操界では、体操競技をメディアに買ってもらうためには「種目別のワールドカップ」を開催する必要がある。
そのような世界的な意識の変化の中で日本(というか日本体操界)は、あくまでも「体操競技の花形はオールラウンダー」「強引な大技を連発し乱れるぐらいなら、難易度を下げてでも完成度の高い美しい演技」を重視する傾向がある。
そういった要因があって、結果として、内村選手や鶴見選手の「世界選手権での活躍」という結果が生まれたということも(活躍ぶりに水を差すようで申しわけないが)あるのかもしれない。
個人的には「オールラウンダー重視」「きれいな完成された技重視」という「日本体操界」の考えは、「体操競技の本質」であると思うから支持したい。
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